2025年6月5日木曜日

と 時計がぁ 壊れたぁ

と 時計がぁ 壊れたぁ ... 。
あろう事か、時間を合わせようとして、竜頭 が ぽろっ と。
修理ですねぇ、此れは。
其の顛末を。


自動巻きの普段使いの腕時計。
ずっと使って来たので愛着があります。

購入当初は誤差も非常に小さく、優秀でしたが、
流石に、時を経て、遅れが甚だしくはなって来ていました。

恐らく、其の切っ掛けを招いたのが、
厚手ゴム手袋を時計の上から被せての水仕事、丸一日。
竜頭を緩めていた訳では無いのに、
文字盤上の風防ガラスに結露が!。
事後、慌てて、ガラス瓶にシリカゲル袋を幾つか入れて。
竜頭を緩めた状態で密閉し、
数日掛けて、水分を抜きました。
其れ以降、結露は起こりませんが、次第に、精度が格段に悪化!。

  修理時にご担当の方にお尋ねした処、
  ゴム手の上に装着した方が良かったかも、と。

調整に出そうかとも考えた事もありましたが、
下調べしていると、
メーカーに依頼した場合、オーバーホール扱いで、
ムーブメント交換になるとの情報もあり、
行動に移し兼ねていました。

そんな処での、竜頭破断 です。
きっと、 巻き芯 と呼ばれる 細い棒 が腐食から、折れたのでしょう。

差し当たり、部品が紛失し無い様に、
マスキングテープを使って、本体に固定しました。


さて、どうするか?。

修理か?、買い替えか?。



因みに、機種は、SEIKO SARB033 。
俗に、プアマンズ グランド セイコー とも呼ばれる 奴 です。
6R15 キャリバー に、サファイア風防。
現在は廃番で、中古市場でも人気があるらしいですね。

  (此れは、数年前、時計好きの知人との会話で分かった事)

後継機種は、サファイアでは無く、ハードレックス風防で、
ムーブも 6R15 から 4R35 へ。
実売価格も高め。
う~ん。
6R 系は、最大巻上で持続時間が長くなるものに進化し、
定価ベースでは倍位。
うわぁぁ。

成程、SEIKO SARB033 系 は お安い価格設定 だった と今更に感動。


で、泣く泣く、修理へ。

側は傷だらけだけど、中身が新品なら、お買い得かなぁ?。
と、自分を騙して、いいえ、思い込む事にして、っと。


時はゴールデンウィーク直前。
直営の SEIKO ショップ に持ち込みます。
  少し前なら、街の時計屋さんも候補に挙げたかもですが、
  既に、廃業している処も多く ... 。
事前調査から、此の手の機種のオーバーホールはムーブメント交換になる旨は、
先に書いた通りでした。
見積時には、一応、竜頭部品交換も含めた金額で、¥26,000~27,000 程度だったかな。
うっ、 新品購入時の8割 ... とな。

ゴールデンウィークが入る為、通常より長めに期間を、と言われて帰って来ました。


実際には、かなり早め に 修理上がり でした。
また、竜頭交換料金は請求されず、基本オーバーホール料金の ¥22,000_ でした。
安堵。


伝票に記載の日付は更に新幹線クラス若しくは飛行機クラス。
すっごく、スピーディにご対応戴けた様子!。
単に、タイミングの齎した結果かも、ですが、ね。



オーバーホールと聞けば、
バラして、部品の清掃や交換の上、再度組み立て調整、そんなイメージがある訳ですが、
技術料を考えれば、総取り換え の方が、妥当な料金で、サービス提供可能なので、
素人考えで、古いパーツが勿体無い気もするのですが、
しょうがない ですね。


何れにしても、此れでまた暫く、我が腕で時を刻んで貰いましょう。


係わって下さった メーカー絡みの皆さま、ありがとうございました。  :)

お帰り! SEIKO SARB033 。  ;)



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