2013年1月20日日曜日

GIMP 複数の PC で同じ環境を

複数の PC で GIMP の動作環境を統一する時のメモです。
標準状態に対して、パレットやパターンを追加して行くと、動作環境がバラバラになります。
ある筈のパターンがないぃ ... とか。
全ての PC に同じ様に追加すれば良いのですが、管理がなかなか。


メイン PC 等で使っている GIMP 2.6.7 に対して、新設 PC では GIMP 2.6.12 を導入しました。
インストールが終了しデータも移し終えて、さぁ使おうとした時、パターンが足らないことに気付きました。
... あっそうか自作パターンが移し残っていたのかぁ。

そんなに使いこなしている訳ではないのですが、自作パターンだけは追加していましたので ... 。
もし、GIMP をインストールしただけで、画像ファイルを作ったり編集したりだけの方は不要です。


自作のパターンは C:¥Users¥UsersName¥.gimp-2.6¥patterns に保存してあります。
パターンファイルは xxx.pat ですね。

ファイル群は、 GIMP のバージョンアップや他の PC への持ち出しに備えて、別のフォルダへも保存してあります。
このフォルダは USB メモリや外付 HDD あるいはネットワーク上の共有フォルダ上に設けるのも良いと思います。


これを新設 PC にコピーすれば良いのですが、普通にコピーするとタイムスタンプが変わってしまい、パターンを修正した時にどの PC のが新しいのか見分けが付き難くなる事も考えられます。
つまり、管理はファイルのタイムスタンプで行う と。

そこで、コマンドプロンプトの ROBOCOPY の出番です。
仮に、共有フォルダが K:¥GIMP_My_files¥patterns だったとして、以下のコマンドを実行します。
これで、ファイルをコピーしても、作成日時および更新日時 は変更されず同一となります。
従って、タイムスタンプが変わっていればファイルが変わっている と言う事。
共有フォルダ ( K:¥GIMP_My_files¥patterns )

コマンドプロンプト ( cmd.exe ) を起動して

共有フォルダへの書き出し
ROBOCOPY C:¥Users¥UsersName¥.gimp-2.6¥patterns K:¥GIMP_My_files¥patterns

GIMP への書き出し ( GIMP 再起動で 有効化 )
ROBOCOPY K:¥GIMP_My_files¥patterns C:¥Users¥UsersName¥.gimp-2.6¥patterns


               注: 赤い字の部分は、各々の環境に併せて変更して下さい。
 
また、ROBOCOPY C:¥Users¥UsersName¥.gimp-2.6 K:¥GIMP_My_files /S /DCOPY:T  のように変えれば、
個人設定を一括で扱えます。 ( ¥patterns を取り /S /DCOPY:T を追加 )

 
 
[2013/03/23] .gimp-2.6 を赤文字に変更  個人設定一括処理の文を追加

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