2013年1月11日金曜日

WHS2011 と インターネット接続の共有 ( Bridge 編 )

WHS2011 と ClientPC とで、インターネット接続を共有させる時の覚書 Part 2 です。
インターネット接続の共有を、ブリッジ接続で構成する時のメモになります。
当初、OS の ICS ( InternetConnectionSharing ) を使って構成しましたが、うまくいかず、試行錯誤の結果、これに落ち着きそうです。


   ICS が上手くいかなかったのは、PocketWifi ( EMobile GP02 ) が有線接続としては閉じた存在だから。
   USB 接続した PC から、数珠繋ぎに他の PC へ接続が出来ません。
   PocketWifi は無線接続を前提にしているので、有線の ICS では うまく処理できませんでした。
   WHS2011 の ClientPC が 1 台だった頃は、WHS2011 で常時はインターネット接続をしない為、問題が表面化し難かった様です。
   アラートも出ずに見落としていました。 (アラートそのものを見落としたのかも。)

ハブに繋がる有線の LAN 部分と、無線主体の WAN 部分を繋げてやる必要があります。
繋げる役目をするのが ブリッジ接続 ( Bridge Connection ) です。


Internet に最も長く繋ぐであろう PC をインターネット接続のホストにします。
   うちでは、WHS2011 ではなく ClientPC を充てています。 分散サーバー的な考え方でしょうか。...?


ホストにPocketWifi ( EMobile GP02 ) を USB 接続して、ネットワークと共有センター からブリッジ接続を追加で構成します。
  詳細は OS のヘルプで 「 ブリッジ接続する 」 と検索して見て下さい。     
ブリッジの対象となる接続は以下のふたつです。
      WAN 側の接続 : USB 接続のPocketWiFi ( Internet 側 )
      LAN 側の接続 : 有線ハブ接続の PC 間ネットワーク
このブリッジ接続を使う事で、 LAN と WAN が一体化 ( 橋渡し / 相互乗入れ / 仮想的な統合接続状態 ) します。

LAN 内の他の PC はそのままの設定で、PocketWiFi を認識しています。

 注意点は、ブリッジする接続がインターネット接続の共有 ( ICS / InternetConnectionSharing  ) で使われていない事。
 必要に応じて設定を解除して下さい。


DHCPv4 サーバーや DNS サーバーの機能は PocketWifi が担いますので、IP アドレスは自動設定(有効)でも運用が可能です。

  現状見られる課題として、
  PocketWifi のインターネット接続を自動にしていると、クライアントで通信が途絶えた場合に、接続を切られてしまう事が挙げられます。
  Browser で Mail Soft を立ち上げて置くなど常備ある程度の通信が継続する状態を保ってやる必要がありそうです。



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