2013年5月28日火曜日

第11回 よいカメラが欲しい、でも待って!

写真好きな人って、色々なタイプの方がいらっしゃいます。
カメラが好きな方撮るのが好きな方撮った作品を見せるのが好きな方、等々。
皆さんに共通しているのが、「 よいカメラが欲しい ! 」ではないでしょうか。
新しい機種が出ると気になる ... 。
でも、ちょっと、待って


今回、こんな書き出しで投稿する気になったのは、写真のブログで公開するものを選ぶために昔の写真を眺めていて ふと 感じたのです。
カメラ変わっても、写真は あまり変わんねぇなぁ~ ... 。
いやいや、そんな筈は ... 、やはり、さらによいカメラ でないと ... 。

ご他聞に漏れず私も、カメラ 大好きです。  新しい機種は大いに興味があります
よいカメラが欲しい ... 物欲の塊 ... みたいな部分もあります。
カメラを変えれば写真も変わるのでは ... 、ってな 妄想 もあります。

でも、残念な事にカメラが変わって、写真が変わったケースは、あまりありません
確かに、機材にとって過酷な条件下での結果が多少は良くなる事は、あります。
言い換えれば、今迄ボツにしていた場面の絵が、使える作品として残せるようになる という事です。
それは、全体から見れば、ほんの一部 です。 客観的にみれば ...
自分の写真のスタイルを変えてくれる程、カメラの影響力はありません


自分がカメラに求めるのは、体の一部になり、思ったように撮れる事
出来れば、過酷に使っても、壊れにくい事


新しい機材よりも数多く出掛けて行き、数多く構える事

<   ...  自分への戒めです   >

確かに、新しいカメラを手にすると撮りに出掛けたくなります。 これは、とても、よい効果です。
... 今度のカメラはこんな状況下でも綺麗に撮れるみたいだから さあ 出掛けよう
さて、新しいカメラって使い勝手が若干異なります
操作ダイアル類の微妙な位置だとか、シャッターボタンの感触とか、 ... 同じメーカーの物でもそうです。
ましてや、別メーカーでは、操作体系そのものが違います
カメラに慣れるまで、時間が掛かりますね


機材が増えてくると、どうしても、出掛ける時に重装備になりがち です。
不慮の事態に備えてあれもこれも詰め込んで、出掛ける。
帰って来ると、あぁ~、足腰や首肩が痛い っなぁんて事に。


これまでも永い間 繰り返してきたカメラ遍歴。
ここに書いてきたように理屈では分っているのですが、つい、物色している自分

恐らく、死ぬまで、新しい よいカメラ を夢見て、物欲との戦いが続くのでしょうけど ... 。
むか~しの植木等 さんの唄じゃないけど 「 わかっちゃいるけどぉ やめられねぇ   あぁそらっ ... 」 。
 歳がばれるか ... 。   



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