GIMP で何とか作れないものか。
何とか、形になりそうなので、ご紹介しておきます。
先ず、今回は、 煌き です。
いやぁ、時間の過ぎて行くのが、早い、早い。
久しぶりに、のめり込んでしまいました。
色々、試行錯誤した結果、標準機能の 投影と反射 きらめき の利用は諦め、スクリプトを導入しました。
先の きらめき では、思う様な場所や形にならず、イライラが募るばかりでした。
同じく、標準機能の 超新星 をひとつずつ丁寧に置いて行く方法もありますが、超大作でも作る時に ... 、って感じです。
綺麗に出来上がりますが、なにせ、根気が続かない ... 。
やはり、ある程度は、 おまかせ で、 ほどほどの 絵が出て欲しいですから。
結局、お手頃のスクリプトを漁る事になりました。 ありました、ありました。
スクリプトについては、後程。
さて、アニメーション、特に、GIF アニメーションは、所謂、パラパラ漫画 の世界です。
256 色の世界です。
ですから、ぬめっとした階調で滑らかな動きを期待してはいけません。
動画や映画ではなく、アニメの世界です。
上手に、素材を選び、絵が動く事を楽しむ それが 正解だと思います。
こんなものを作って見ました。 自分のプロフィール画像と文字とを動かし、煌きでアクセントを。
先ずは、材料。
頭の中で、どんな絵を使い どう動かすかを練り、レイヤーを複数作ります。
これらは、そのまま残し、別途、アニメ用のコマを作って行きます。
ここでは、順次、背景と材料をコピーして、材料の透明度を変えて行く事で動きや変化を狙いました。
変化の中で、今回の めだま 、煌き を適応しています。
あっ、そう、 コピーした複数のレイヤーは、編集終了後、コマ毎に、ひとつのレイヤーに統合するのをお忘れなく。
( レイヤー(L) > 下のレイヤーと統合(W) )。
更に、アニメーションの作成は次の手順で進めます。
全てのコマを作り終えたら、一旦、.xcf ファイルとして保存
名前を変えて(例: xxxAnime.xcf )保存し、コマのレイヤー以外の背景や材料のレイヤーを削除・保存
フィルタ(R) > アニメーション(I) > GIF用最適化(G) と進む
新規のファイルが作成されるので、
フィルタ(R) > アニメーション(I) > 再生(P) と進み、 演奏 ボタンで再生してみる
必要に応じて、手直し
気に入ったのが出来たら、新規ファイル( 名称未設定 )を、名前を変えて保存 拡張子は GIF
アニメーションとして保存 のラジオボタンをチェックするのを忘れずに
最後に、
フィルタ(R) > アニメーション(I) > 差分最適化(O) で、ファイルサイズを小さく
ファイルサイズの推移 例 XCF:3150 AnimeXCF:2969 GIF:300 GIF(差分最適化) : 289 単位:KB
今回の例は、1200x800 px。 画像の変化がとても少ない為、GIF が小さくなっていますね。
さて、この煌きを可能にするスクリプト cross-filter.scm は、次のサイトで入手しました。
クロスライト スクリプト 作者 玉五郎 さま GIMP2を使おう
説明を読むと、乱数で光源を選定していて、適応する度に違った絵(効果)が得られます。
これは便利です。 実際に、今回、同一の絵を3枚用意し、同一条件で適応しましたが、いい感じです。
クロスライトの発生源にノイズを利用してるので、同じパラメータ設定でも適用毎に微妙に
クロスライトの発生数や位置が変化します。
出典: 上記サイト ヘルプ引用の 使用上の注意 から
アニメーションといっても、スクリプトが全てやってくれる訳ではなく、各コマを自分で作成しなければなりません。
この、ひとコマに、煌きを齎してくれるのが、今回のスクリプト cross-filter.scm です。
cross-filter.scm 作者の 玉五郎 さま。 お陰で、大変、重宝に使わせて戴いております。
すばらしいスクリプトだと思います。
ありがとうございます。
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