2014年1月5日日曜日

GIMP GIF アニメーションを自分で (1) 煌き

昨年末の Google+ のアニメーションの贈り物に感化されて、暫く、孤軍奮闘していました。
GIMP で何とか作れないものか。
何とか、形になりそうなので、ご紹介しておきます。
先ず、今回は、 煌き です。


  いやぁ、時間の過ぎて行くのが、早い、早い。
  久しぶりに、のめり込んでしまいました。

色々、試行錯誤した結果、標準機能の 投影と反射 きらめき の利用は諦め、スクリプトを導入しました。
先の きらめき では、思う様な場所や形にならず、イライラが募るばかりでした。
同じく、標準機能の 超新星 をひとつずつ丁寧に置いて行く方法もありますが、超大作でも作る時に ... 、って感じです。
   綺麗に出来上がりますが、なにせ、根気が続かない ... 。
やはり、ある程度は、 おまかせ で、 ほどほどの 絵が出て欲しいですから。
結局、お手頃のスクリプトを漁る事になりました。  ありました、ありました。
スクリプトについては、後程。

さて、アニメーション、特に、GIF アニメーションは、所謂、パラパラ漫画 の世界です。
256 色の世界です。
ですから、ぬめっとした階調で滑らかな動きを期待してはいけません。
動画や映画ではなく、アニメの世界です。
上手に、素材を選び、絵が動く事を楽しむ それが 正解だと思います。


こんなものを作って見ました。  自分のプロフィール画像と文字とを動かし、煌きでアクセントを。



先ずは、材料。
頭の中で、どんな絵を使い どう動かすかを練り、レイヤーを複数作ります。



これらは、そのまま残し、別途、アニメ用のコマを作って行きます。
ここでは、順次、背景と材料をコピーして、材料の透明度を変えて行く事で動きや変化を狙いました。
変化の中で、今回の めだま 、煌き を適応しています。
あっ、そう、 コピーした複数のレイヤーは、編集終了後、コマ毎に、ひとつのレイヤーに統合するのをお忘れなく。
レイヤー(L) > 下のレイヤーと統合(W) )。




更に、アニメーションの作成は次の手順で進めます。
  全てのコマを作り終えたら、一旦、.xcf ファイルとして保存
  名前を変えて(例: xxxAnime.xcf )保存し、コマのレイヤー以外の背景や材料のレイヤーを削除・保存
  フィルタ(R) > アニメーション(I) > GIF用最適化(G)  と進む
  新規のファイルが作成されるので、
  フィルタ(R) > アニメーション(I) > 再生(P) と進み、 演奏 ボタンで再生してみる
  必要に応じて、手直し
  気に入ったのが出来たら、新規ファイル( 名称未設定 )を、名前を変えて保存  拡張子は GIF
  アニメーションとして保存 のラジオボタンをチェックするのを忘れずに
  最後に、
  フィルタ(R) > アニメーション(I) > 差分最適化(O) で、ファイルサイズを小さく
      ファイルサイズの推移 例 XCF:3150  AnimeXCF:2969  GIF:300  GIF(差分最適化) : 289  単位:KB
      今回の例は、1200x800 px。  画像の変化がとても少ない為、GIF が小さくなっていますね。


さて、この煌きを可能にするスクリプト cross-filter.scm は、次のサイトで入手しました。

        クロスライト スクリプト   作者 玉五郎 さま  GIMP2を使おう

説明を読むと、乱数で光源を選定していて、適応する度に違った絵(効果)が得られます。
これは便利です。  実際に、今回、同一の絵を3枚用意し、同一条件で適応しましたが、いい感じです。
クロスライトの発生源にノイズを利用してるので、同じパラメータ設定でも適用毎に微妙に
クロスライトの発生数や位置が変化します。
 出典: 上記サイト ヘルプ引用の 使用上の注意 から 


アニメーションといっても、スクリプトが全てやってくれる訳ではなく、各コマを自分で作成しなければなりません。
この、ひとコマに、煌きを齎してくれるのが、今回のスクリプト cross-filter.scm です。

cross-filter.scm 作者の 玉五郎 さま。  お陰で、大変、重宝に使わせて戴いております。
すばらしいスクリプトだと思います。
ありがとうございます。



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