年賀状の印刷はお済ですよね?。 ご苦労様でした。 去年の事ですから、随分前の出来事でしょうか。
さて、いつも思うのですが、 印刷のインクの減り 想像と違うなぁ ... 、と。
家庭用のプリンタの 嫌らしい処 は やって見ないと分からない処 ですね。
インクの色が独立して交換出来るのは良い事ですが、 事前に予想が出来ないのですよね。
白いペーパーに色を載せて行く訳ですから、
白っぽい、そう、ハイキーなものなら、 インクの消費が少なく、
黒っぽい、そう、ローキーなものなら、 各色が沢山減るのは 分かります。
また、青い空が多くを占める写真ならシアンが、黄色い菜の花畑ならイエローが、濃いピンクの花だらけならマジェンタが、
夫々、早く消費されるのも想像に難くありません。
でも、中間色だらけのものを印刷すると、想像とは異なる色が早く減ったりします。
最近のプリンタは、黒もサポートしますので、黒っぽい写真で黒の減りが多いのかと思えば、
以外にも、黒は使わず、各色を被せて黒を表現したりもします。
ケースバイケース なのです。
使っている家庭用のプリンタは古い機種なので、最新のものでは、使用量予測が可能になっているのかも知れませんが ... 。
作業の途中で、インク切れ! は 嫌! ですから、 事前に予備購入したりして、 作業に当たりますが、
この予想がなかなか難しいのですね。
パソコンやカメラでは RGB に分解して画像を処理しています。
目の仕組みと同じなので理に適っていますね。.
プリンタでは CMY に分解されたデータを扱います。 これに、黒や別の色要素が加わるケースも多いですね。
両者を繋ぐのがプリンタドライバーの お仕事。
これに、プリンタのハードに依存したエンジン部分の処理が関与します。
と言っても、それらの処理内容は、一般的な感覚から言えば、ブラックボックス状態です。
メーカーさんの腕の見せ所でもあり、詳細は企業秘密的な部分もあります。
それに輪を掛けるのが、 パソコンは透過画像で、印刷物は反射画像と言った基本的な相違点がある事ですね。
透過画像は反射画像に較べ、諧調表現に優れ、表現力が豊かです。
言い換えれば、印刷物は、元画像の全てを表現出来る訳ではありません。.
少し脱線気味なので、元に戻しましょう。
年賀状印刷の様に、 同一画像を大量に印刷する場合に、
元画像に対して、プリンタ固有のインク種別に応じたインク利用量が事前把握出来れば良いのですが、
そんなに親切な訳ではありません、 家庭用プリンタ。
早めに予備のインクタンクをご購入の上、印刷作業をして下さい。
インク切れを気になさる場合には、潤沢にタンクをお持ち下さいます様、お願い致します。
インクで儲けていますので、其処の処は、何卒、宜しく、 ... 、メーカー談。 ハハ、 冗談。.
そう、インク利用量と言っても、 相対的な比較が出来れば十分なのですが ... 。
例えば、 この画像は、イエローを多く消費します とか。 ね。
詰まる処、 事前に、CMY 分解なり、CMYK 分解なり、すれば、傾向は掴める筈です。
でも、 この分解こそが、各機種の特徴に繋がる訳で、 いたちごっこ!。
メーカーさん、 何かご対策を!。
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