GIMP 2.9 以降への移行での留意点。
以降への移行 なんて、分かり辛い書き方で申し訳ありません。
2.8 と 2.9/2.10 から後 との 比較 です。 あっ、比較の投稿ではありません。 留意点です。.
すっぱりと古いものを切り捨てられる方には 無用の投稿 になります。
そう、 xcf の形式が変わっています。
いい事尽くめ の GIMP 2.10 ですが、
実は、考えて置かなければいけない 事 があります。
色深度が深く且つ精細になった事で、引き換えになる事柄があります。
それは xcf File として バージョン変更 です。
無論、旧形式の .xcf を開く事は可能ですが、
GIMP 2.9/2.10 で作ったものは 2.8 以前では開けません。
つまり、相互のファイルに制限が生じた事になります。
現状、安定板 での公開はなく、開発版 のみの公開なので、
この先、どの様になるかは、未知数です。
そして、気掛かりなのが、
x86 バージョンは 提示されていない事です。
GIMP 2.9/2.10 は x64 のみで 開発版 が提供されていて、
x86 での扱いがどうなるかが不明なのです。
これがどう言う意味を持つか?。
もし、ご利用の環境に、x86 のマシンがあれば、 それは、現状では、新世代バージョンへ移行出来ない 事になります。
古いものを捨て去り、新しい世代へ、完全移行出来れば 上の問題 は発生しないのですが、
もし、x86 (32 Bits) も並行して使い続けるなら ... 。
相互のファイル交換は .xcf ではなく、別のもの(例:.png )で渡して上げる必要がありますね。
GIMP 2.10 が x86 でもサポートされれば、これは、危惧に終わりますが、
もし、現状のまま公開されて、x86 が切り捨てられたら ... 。
その場合、この様に、少しの混乱が ... 。
そうです。
ファイルの拡張子 .xcf を見ただけでは そのバージョンは見分けが付きません。
古いバージョンの GIMP で開いて見て、初めて、分かるのです。
開けません! と、怒られてしまうからです。
これは、昔の GIMP のデータを扱う上で、混乱の元! になるかも知れません。
更に、
開発版では、 双方の GIMP を 並行して実行する事は出来ません。
何れか一方のみの実行になっています。
両者を並べて実行しつつ、その違いを較べる と言う訳には行かないのです。
少なく共、
現在の 開発版での試用 では、
各々のバージョンの .xcf が混在しない様にするべきです。
特に、2.8 迄 と 2.9/2.10 以降と。
そう、 GIMP 2.9/2.10 用に 別の独立した フォルダ を用意して、
データは、GIMP バージョン個別に、それらに 分割して 保存して置く事を お勧め します。
[追記]
本来でしたら、上記の内容は、GIMP 2.9.6 の投稿の辺りで記載すべきだったのかも知れません。
うっかり、忘れていました。.
0 件のコメント:
コメントを投稿