視認性や内容編集の観点から、
1コマンドを複数行で書きたい事もありますね。
Windows の CUI プログラムに渡す長い命令文等が相当します。
単純な例を挙げます。
Windows の cmd.exe です。
echo "Test" title="title1" arg1="test arg1" arg2=8 arg3="last"
これの title や arg1/arg2 に与える値を変え乍ら複数回実行したいとします。
例文は短いですが、
実際に、CUI のプログラムに出す命令は、長く長~くなり勝ちです。
作業していて、眼がチカチカする!、なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
以下のコマンド記述方法は 先のものと 同じ結果 となります。
echo "Test" ^
title="title1" ^
arg1="test arg1" ^
arg2=8 ^
arg3="last"
各行の行末前から、文字選択して編集すれば良い事になります。
はい。 ざっくり書けば、 ^(半角キャレット)を付加して改行して行きます。
後続行にコマンドが続きます! と言う 印 になっている訳です。
各命令語句の後ろに、半角スペース+^(半角キャレット)そして改行 です。
半角スペースは、元々のコマンドで、オプション区切りとして多用されるもので、
複数オプションを連ねる時に使用されますね。
編集で、^(半角キャレット)そして 改行 が保持されている事 が条件です。
各行、最後の前の半角スペースは重要な意味を持つ為、
うっかり消して仕舞わぬ様に、留意して下さい。
コマンドが正確に動くのに必須です。 きっと。
尚、
不要なスペースやタブ類を可能な限り省くのが 吉 です。
コマンドラインには、物理的な文字数制限があった気がしますので。
不確かですが、8191 位 でしたでしょうか?。
昔の OS での公式文書はありますが、今のは検索しましたが不明でした。
ベタ打ちのコマンドに較べ、
幾分か、見通しが利く様になっているとは思いませんか?。
尚、実際に試して見て、気付いた点もあります。
私の勘違いかも知れませんが、
何所で切って分けても良い と言うものでも無い様です。
後続行が連続行と判断されず途中で分割実行されて仕舞い、意に沿わない結果を招く事があります。
長くなるのを承知で、繋げてあげないと、誤動作を起こす箇所があるかも知れません。
行分割は、区切りの良い場所で!、 或いは、相手依存 なので 事前試行! が必要 かも。
GUI で無く、CUI のアプリソフト類を上手に使うのは、
意外と、入力ミスを如何にして防ぐか?、にあったりしますので。
この事は、頭の片隅に置いておくと、重宝かも知れません。
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