2021年8月6日金曜日

GIMP Unstable Nightly の恩恵に与る

GIMP Unstable Nightly Build !。
短いスパンで自動生成され提供されている Nightly 。
今回、其の 実力 を ひしひしと 実感する事になりました。
開発者さん に感謝!。


ソフトやアプリの更新が待ち遠しい事があります。
何か問題点を抱えていて、其れが解消に向かった! 等と噂で聞けば、尚更です。
早く、次期のもの がリリースされないかな? と首を長くして待つ事に。

GIMP の場合、数箇月は辛抱が必要でした、嘗ては。
でも、状況は改善しています。

GIMP Unstable Nightly Build !。
以前、以下の投稿で紹介しています。

  GIMP Unstable Nightly Build

でも、普通に GIMP を使っている方々には、其れは、別世界の お話 に聞こえるかも知れません。
逐次、改善されている内容が報告される事は 稀 でしょうから。
根幹に拘る部分は、ピックアップされ、アナウンスがあるかも、ですが、
多くの 地道な改良 は、一般ユーザーの知らない処で、地道に行われています。

仮に、自分がバグ報告し、其れが解消された事を知っていれば、
以前なら、次期 Version がリリースされるのを待つしか無かった訳ですが、
今は Nightly の仕組みがあります。
少し(最長1週間程度)待つ事で、最新版が 入手可能 になっています。

其れを、今回、実感した訳です。

バグ報告の内容は、
GIMP 2.99.6 に於いて、Python Script の挙動が変だ と言う事でした。
具体的には、フィルター > 装飾 > 霧 (Foggify.py) が実行時にエラーを吐いていたのです。
バグ報告 は GIMP 2.99.6 Python Script Fatal Error 。
https://gitlab.gnome.org/GNOME/gimp/-/issues/7106
Developer の Massimo Valentini さまと Jehan さまのお陰で、
ソースコードが訂正され、解消したとの報告がありました。

  此の おふたり のお名前は、私の Blog には良く登場します。
  GIMP の 偉大な開発者さん達ですね。

  原因が GtkWidget 引いては GObject 遡って Gobject-Introspection 迄絡んで、
  GIMP Python の根底での修正に。
  詳細は私の知識では付いて行けないものでした。

Nightly Build の Installer を入手し、新たにインストールすれば、
あら不思議! 霧 (Foggify.py) は めでたく 実行を完遂します。

元々、自分で書いていた Python Script をそろそろ移行(移植)しなければ、と、
標準で添付されている Python Code の Foggify.py を覗いて見ていた時に出会った 此のエラー ... 。

  報告後解消してから気付いたのですが、
  此れより前に、同じ報告 (Fog Error) をしていた方がいらっしゃいました。

Nightly Buld の入手に関しては、
先の投稿 を参照下さい。


今回の件 (Python Script 実行時の不具合) は、
Pipeline#303256 以降の Installer で反映されています。
gimp-2.99.7-setup.exe - commit 1373bec6  Pipeline#303256


Windows 用の Installer は、概ね、1週間に一度、自動的に生成されている様です。
生成中は入手出来ませんので、暫しの お待ち を。
累積された更新結果を反映したものが作られている筈です。
Pipeline を覗けば、commit を辿る事で、どの様な更新が掛かっているか見当が付きますが、
数が膨大ですので、追うのは大変かも。
バグ報告の Closed になったもので、Commit の表記を探す方が楽かも。
https://gitlab.gnome.org/GNOME/gimp で最終 commit の日付を見るのも手ですが、
項目毎の最新表示ですし ... 。



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