今では少ない筈ですが、
OS 用途等で酷使した HDD には 不良セクタ が増えたりします。
使い廻すには、基本、怖いので、重要データ保存等は避けた方が無難。
でも、試しに、完全フォーマット して見ました。
OS が入っていた HDD があります。
今では、SSD に其の座を渡し、暫しのお蔵入り だったのですが、
試しに、クイックでは無く、完全な、フォーマット をして見ました。
500GB の 2.5" HDD で 7200rpm のもの。
軽微な問題を抱えた s.m.a.r.t. 状態。
確か、代替処理保留中のセクタ数 が 20 個位あって、
健康状態 は 注意! になっていたもの です。
OS 用 でしたから、構成は特異です。
Windows 10 で使っていたので、MBR で、
ブート領域 を持っていますから、
此れを 削除 します。
今回は Disk Manager (diskmgmt.msc) で全ての partition を消しました。
元の PC で作業しましたから、
重複する旨の Warning が出た 記憶がありますが、
構わず進みます。
diskpart.exe を使う方法が 無難 だった記憶もありますが ... 。
其の後、フォーマットに進む訳ですが、
汎用される クイック では 後続のデータ本体 を温存し(弄らず)、
諸悪の原因を含む 不良セクタ部分 が解消され無いので、
クイックのチェックを外し、所謂、完全(フル)フォーマット を実施します。
不良セクタがある分だけ、処理に余計な時間が掛かりますから、
覚悟して下さいね。
そうそう、高速な接続を選ぶのも肝要です。
500GB で1~数時間、
2TB で 数時間から半日以上、
との解説を読んだ記憶もあります。
因みに、此れを執筆している時点で、以下の情報も見付けました。
事前にして置くべきだったかな。
管理者 cmd.exe
chkdsk t: /f /r
t: は該当の Drive Letter
不良セクタを使用不可にする為に実施
もしかしたら、処理時間が分散されるだけかも、ですが ... 。
さて、完全(フル)フォーマット した結果、
不良セクタ は 解消され、
s.m.a.r.t. も 綺麗さっぱり になりました。 ;)
とは言え、トラブルを抱えていた ドライブ ですから、
重要データ は避けて置くべきかも。
尚、
全ての 不調記憶装置 が蘇る 魔法のおまじない では無い事は、
肝に銘じて置いて下さい。
もし、物理的障害 が生じていたのなら、
回復は不可能でしょうから。
見極めは重要でしょうが、
論理的な障害の疑いが濃い場合には、
暇がある時に、のんびり構えて、駄目元で時間を掛けるのも、あり! かも。
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