其の中に部分的に強力な暗部があると嫌ですよね。
手を加える訳ですが、
今回は トーンカーブ で対処しました。 其の辺りの事を。
写真に収めたは良いが、背景の一部が ... 、直したい事があり
ます。
撮影時には気にし無かった 背景の煩さ! ... 。
影が落とす 余りにも 黒い塊。
此れって、結構、強いんですよね!。
どうしても、ベタ黒 に目が行く感じ ... 。
なので、直しに走る訳ですが、
大昔は、其処を範囲指定して 薄く 塗り絵 していました。
でも、 違和感が拭えず ... 。
こんな感じですね。
随分前なので稚拙な技術でバレバレです。
加工後。
https://shiroyuki-mot-graphics-trial.blogspot.com/2015/04/mgt0044.html
元画像。
https://shiroyuki-mot-photos-casket.blogspot.com/2014/04/mtt0112.html
さて、
トーンカーブで暗部を持ち上げるには、
上に屈曲点を移動し、明るくする訳ですが、
画面全域が持ち上がり、所謂ハイキーになって仕舞います。
其れでも、暗部が強く、色調が全く変わって仕舞うんですね。
元の調子を保持し乍ら暗部のみを操作するなら、
2点を指定します。
暗部の入り口と暗部其のものとです。
前者は全体の調子を保持させつつ、
後者で暗部のみを持ち上げる感じです。
最初に、押さえとして、入り口を指定した方が、
作業的には楽な気もします。
其の後で、違和感が出無い様に、暗部を明るくする訳です。
修正後補正のカーブが水平以上に持ち上がると破綻し出しますので、要注意!。
補正カーブは右上がりですが、下る事の無き様に、ですね。
図示しましょうか。
左上から時計回りで、
原画/加工(2点指定)/ローキー参考/ハイキー参考
です。
https://shiroyuki-mot-photos-casket.blogspot.com/2024/09/mtt1139.html
表示するモニタ環境に依っては 何処が変わったの? 的かもですが、
確かに、暗部は 少し 明るくなっているんです。
実は上図を作成後、ノート PC で表示させて、上段左右の差が判別し辛く、
あれ? と思って、ポイントでの色情報を確認した位です。
作成時の デスクトップ PC では 明確に 差を認識出来ていたのですが ... 。
微妙なトーンならではの現象でしょうかね。
もし、原画の背景が右下のローキーの様であったら、
背景上で、全体的に、黒が分布するので、直そうとは思わなかった、と思います。
尤も、
今回の主題は 明るい緑の葉 がテーマですから、
此の様な 加工 は論外です。 故に、参考迄、です。
勿論、範囲指定して、様々な加工で対応する事も可能ですが、
先にも書いた様に、稚拙な結果を齎さ無い様に、細心の注意を払う事も忘れ無いで下さい。
範囲指定し トーンカーブを弄る事も ひとつの案 だと思いますし、
最初の例の如く、色被せ も ひとつの案 だと思います。
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