時折、思った位置に行かないと 少しイラッと した記憶はありますけど ... 。
実は、今回、正確な位置に移動する必要に迫られ、四苦八苦したのですが、後で調べて見ると。
あるじゃないですか、便利な、Script が。
最初から、これを使っていれば、もっと、楽だったのに ... 。
さて、GIMP は標準機能に対し、様々な拡張が可能な様に設計されています。
Script ( スクリプト Script-Fu ) と呼ばれるプログラムで機能の追加が出来ます。
基本機能と思われているものの一部も、この仕組みで実装されているそうです。
注: GIMP2.6 用 と GIMP2.2&2.4 用 とがあります。
以下 GIMP 2.6 を対象に書いて行きます。
参照させて戴いたページのリンクも掲載しておきます。 ありがとう ございました。
GIMPで画像を合成する時に手動ではなく座標指定でレイヤーを移動させる方法
ZIP 形式のファイルになっていますので、適宜、展開しますと、
gimp26_layer-shift フォルダの中に layer-shift.scm というファイルが入っています。
このファイルを、C:¥Users¥UserName¥.gimp-2.6¥scripts の中にコピーします。
注: 赤い字の部分は、各々の環境に合わせて変更して下さい。
これで、次に GIMP を起動した時から、数値指定によるレイヤー移動が可能になります。
再起動が面倒!という方は、GIMP のメニューバーで、
フィルタ(R) > Script-Fu(S) > スクリプトリを再読み込み(R) で再起動せず利用が可能です。
よく見ると、スクリプトリ の翻訳ミスが ... 。
利用は、メニューバー もしくは マウス右クリック の レイヤー(L) を展開すると表示される レイヤー移動 から行います。
移動対象となるレイヤーは アクティブなレイヤー です。
複数のレイヤーで作業している時は、どのレイヤーが選択されているか、に注意です。
移動座標の数値指定は、相対値 並びに 絶対値 のどちらも可能です。 勿論、負の値も。
利用時の画面イメージを以下に示します。
利用目的に依っては、ドラッグドロップの移動より、座標値の方が正確な位置を指定出来るので、便利ですね。
[追補] *1.
2015/02 現在、本文記載のリンクは利用出来ない様です。 リンクを無効化しました。.
しかし、検索でこのページを訪れる方がいらっしゃる様なので、以下の投稿で、スクリプトを公開 (ダウンロード可) します。
GIMP Script-Fu (5) レイヤー移動を座標値で (GIMP 2.6 用) 改
生憎、元作者の方のページにアクセス出来ないので、公開の事後報告が出来ません。
Go さま、 お許し下さい。
[2015/02/07] 追補 *1.
[2015/06/05] 追補に ダウンロード可 を追記
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