2013年10月18日金曜日

写真と撮り続けるという事 [初心者向け]

写真が好きという方に。
最近、撮り続ける って ... 、と思う事がしばしばあります。
個人的には、写真が趣味と公言してから、もう、随分になります。
しかし、飽きてしまったり スランプに陥ったり 他にもっと面白いものが出来てしまったり ... 。
続けて行くって、難しいみたいですね。


初めの頃は、よくわかんないぃ~ で、思う様な写真が撮れませんよね。
     思う様な絵が撮れないのは初心者に限りませんけど ... 。
最近の機種は、自動化が進み 技術的な失敗が減った分、ミス・ショットは少なくなってはいるのでしょうが ... 。
それでも、他の人達みたいに、上手に撮れない って思う方が多いのではないでしょうか。
... 実際に見ていると、そうでもないのですけれど。
     
     これは、以前から感じている事なのですが。
     時折、初心者と謳われた または 別の分野が対象の 他の方々の Blog 等で、ハッとする様な絵を見付けます。
     初心者・ベテランという区別は 今の写真の世界には当て嵌らないとも感じています。
     ビギナーズ・ラックという言葉がありますけど、新鮮な目で捕らえられた映像には力があります。
     やはり、テクニック・技能を超えた 被写体の力って凄い って事なのでしょう。

     深読みしないで欲しいのですが、逆に、プロと称する方でも ホントに ? って場合も。

やがて、カメラにも慣れ レンズも増え 撮影回数が度重なるに連れ、スランプが訪れます。
  撮れない。 シャッターを押せない。
  いつも同じ様な絵にしかならない。 マンネリ。
趣味の場合、スランプ以外にも撮影に出向く機会が設けられない っといった状況にも遭遇しますね。
日々、写真やカメラの事だけ考えて生活している訳ではありませんから、当然です。
運悪く、怪我や病気や事故で あるいは 家庭環境の変化で、撮りたくても撮れない って事態だって起こり得ます。

ちょっと、脱線して、個人的な感想を。
     一時期、写真のサークルに入っていました。  今は 一匹狼 で~す。  みんな、元気か~い!!!
     この時、上手な仲間がいたのですが、どうも、その人は その後 写真から離れてしまった様で。
     あ~もったいない もっと写真を見たかったなぁ~ と思った記憶があります。
     実際、撮っていないのではなく発表する機会を持たないだけかも知れませんが。
     自分だって、Blog を始めなければ写真を撮ってるのぉ の口かも。  いやいや ... 。

さて、元に戻って。
撮り続けるという事。

好きこそものの上手なり。
好きは 数寄 に通じる。

好きだから続いているんですよね。

他の方から褒められたり、コンクールで賞を取ったり、撮影を依頼されたり、 そんな事ではありません。
     因みに、私、一回もコンクールというものに応募した事がありません。
     下手だから ... そう かも。
     興味がないから ... そう です。
         技術やテクニックで優劣を決める事は意味がない って思います。
         大体、場所も時間も違う条件で、比較するのは ... 、虚しい です。
団体に所属しても 続く訳ではないでしょう。
     

Blog や展示会での発表もそうでしょうが、作品作りの為の写真撮影 が長続きしない原因のひとつでしょう。 きっと。
無理やり作った写真って 面白くない ですからね。

感動や感情を映像として残しておきたいから 写真を撮る。
結果として、作品が残る。
もっと色々と残しておきたいから 撮り続ける。


因みに、私は風景写真が大好きです。
風景といっても、絶景や大風景ではなく、その辺に転がっている 他愛もない 光景です。
     絶景がお決まりの絵にしかならない事を経験上察知しているからかも知れません。
     無論、その場に居合わせれば、撮りますけど、決して、発表はしないと思います。
     単なる記録写真の位置付けですね。
               この場所の写真なら、他に、もっと良い絵が沢山ある って考え方です。
目に入る景色に一喜一憂し、変化を喜び、その発見に心ときめく 傾向があります。
     そんな事から、写真の Blog のタイトルを みつけた_とらえた_ときめいた: にしました。
       みつけた ... うわぁ~みっけ!
       とらえた ... よぉしぃ 撮ったぞぉ!
       ときめいた ... やっぱっ この絵はいいねぇ!
     無論、失敗や改善点も沢山あります。
     それこそが、撮り続ける原動力。
     次こそは ...  ですね。

初心者の皆さん!
どうか、撮り続けて下さい。
継続は力なり です。
発表しようが しまいが 続けて下さい。
一連の写真達には、あなたの歴史が刻まれます。
景色が写っていれば、記憶が甦り、
人物が写っていれば、思い出が浮かび上がります。
作品作りでなく、被写体や人物を、残してあげて下さい。
映像の情報力は凄いです。
その恩恵に、遠い将来、浴する事がある と信じて。 撮り続けて下さい。
    只、ひとつ警鐘を。
    数こなしゃぁ ... と良く言いますが、無闇に数量をこなしてもどうかと。
    確かに、場数をこなすのは有益かとは思いますが。
    安易にシャッターを押せば、その後の整理・選択で大変な事に ... 。
    濃縮された一枚一枚を積み重ねるのが、理想なんですけれど ... 。

同じ光景には二度と出会えませんが、こうすれば もっと 良くなる (学習) と 心に刻み ... 。
撮り続ける事で、あの時の失敗や悔やみを 取り戻せる かも。

単に、写真を超える 面白い趣味が 私には 見つからなかった というだけかも知れませんが。



[2014/12/25] 誤字訂正 1ヶ所  う~、気付かなかったぁ~。.

3 件のコメント:

  1. まさに私にズバリ突き刺さるアドバイスをいただいた気がします。
    モチベーションの一つとしてBlogでの公開は続けていますが、
    下手クソなのにとか、他人が見てどう思われるかとか、
    そういうことは気にしないようにしています。
    まずは「自分の感動や感情を映像として残しておきたい」
    ということができればと思っています。
    他人から見たら?でも、
    自分が「こんなの好き」と思った写真は大切な映像です。
    もちろん向上心は持ち続けていたいので、
    コメントでアドバイスを頂くことは大歓迎です。
    とにかく継続は力ですよね。
    欲張ることなく、失敗も楽しみながら続けていきたいと思っています。

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    1. papa-roku さま コメントありがとうございます。

      papa-roku さま、初心者なんて思っていませんよ。
      むしろ、ベテランの域でらっしゃるのでは?
      撮られている絵を見ていると、なんとなく、そう感じています。
      この投稿は、もっと別の方々の為に書きました。

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    2. papa-roku さま 追伸です。

      先程の最後が説明不足でした。
      ここに書いた事は、papa-roku さまの Blog の About Me / Photo Blogのきっかけ にもある様に、
      もう充分にご理解かと。
      機材には初心者でも、写真にはそんな感じはありませんから。

      もし、聞いて戴けるなら、Blog 用に写真をわざわざ撮らないで下さい。
      無理に、1日1枚にしないで下さい。 それだけです。

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