Internet 上は何の事前報告もなしにファイルが削除されたり内容が大幅に更新されたりします。
そこで、現在表示している内容をローカル ( つまり、あなたの PC ) に保存できます。
しかし、ここで、変な事に気付きました。
何はともあれ、例で説明しましょう。
ここは、Blogger なので、敬意を表して、Google のホームページを例に取ります。
また、いつもは Internet Explorer の利用なので、IE10 で説明します。
Google のホームページを表示した状態で、IE10 の右肩 ツール から、
ファイル(F) 名前を付けて保存(A)... を実行し、ファイルの種類 を Web アーカイブ にして、ファイルで保存します。
保存されるファイル名は Google.mht になります。
これで、いつでも、ファイルとしてこのページが開けますね。
使い方に依っては、大変、重宝します。
さて、OS ( Explorer ) でこのファイルの場所を確認して見ましょうか。
ここで、変な表示があるのに気付かれましたか。
共有? <不明な連絡先>? 不明なアカウント? ... なぁに それ。
因みに、不明なアカウント とは、PC 上で登録されていないユーザー名を示します。
ファイルのプロパティで示された 不明なアカウント(S-1-15-3-4096) は、
ユーザー ID : S-1-15-3-4096 ( = SID ) でユーザー登録が無いよって事です。
ユーザー登録してあれば、見慣れた、ユーザー名 ( コンピュータ名 ¥ ユーザー名 ) の表記になります。
詳しくは分からないのですが、一般公開の Internet 上から、拾って来たファイルになるので、
共有の属性が残ったまま保存され、共有者は不特定扱い (不明なアカウントに) されている様です。
別に、ファイルを扱う上でも、セキュリティ上でも、問題なさそうですが ... 。
昨今の、PC リモート実行やハックの話題等を見るにつけ、どうも、すっとはしません。
どうせですから、気付いた時に、共有を外して、スッキリさせておきましょうか。
方法は簡単です。
上記のプロパティの画面で、編集 をクリックし、削除 を選べば、
ユーザー名から 不明なアカウント が消えてなくなり、
ファイルの共有 の項目も表示されなくなります。
<留意点>
上記の作業を、mht ではなく htm で指定すると、xxx.htm と xxx.files ( Folder ) とが作成されます。
このふたつは、通常のファイルと異なる 密接な関係を持っていて、
xxx.htm から呼び出されるイメージやスタイル等の外部ファイルが、この Folder の中に保存されます。
外部との接続ナシにページを表示させるのに、htm で取得し、
htm 内の外部参照を全て Local に書き換える事で、
完全な Local Page を保管する事が出来ます。
この様な用途の場合は mht より htm を お勧めします。
先の例、Google のホームページは http ではなく、https という暗号化通信手段でやり取りされるのが原因なのか、
htm での保存では、ブラウザでの保存は出来ても、表示させると上手く機能しませんでした。
通常のhttp に依るページでは、この様な事は稀ですが、
一部サーバーに依ってはダウンロード (ファイル保存) をブロック (不可能化) している場合があり、
ブラウザでの保存すら出来ない事もあります。
尚、今回の共有が付加される点では同じ動作をします。
[2013/10/29] 誤字訂正 敬意を表して および括弧の前後スペーシング
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