2012年8月18日土曜日

写真を連番に メディア上で番号振り直しの VB アプリ

写真を撮っていて、連番にしたいのに、削除したので飛び番号になってしまう。
きっと、こんな経験ありますよね。
PC に取込む時に直せばいいや ... と。
私はメディアもそのまま保管していますので、 PC とメディアと番号が狂うと後の管理が煩雑になってしまいます。
取込後のファイル群を再びメディアに書き込む方法で管理できますが、 面倒!
どうしたものかと ... 。

それなら Visual Basic を使ってプログラムを書いちゃえ! って事で、出来たのがこれです。



使用中のメディアをカメラから引き抜き、直接、番号のみを振り替えます。
自動的に番号を変えてくれるので、今迄と違い、とても楽です。
オリジナルを直接弄りますので、番号の混乱は避けられています。

自分用のアプリとは言え、撮影途中で実行し、また、カメラに戻して不具合がでる様では使えません。
カメラメーカーの取扱説明書にはカメラ以外でファイル操作した物は使えない旨の記述があります。
一種の脅しですね。
カメラも一種の組込システムですから、動作を保障するため、ユーザーが勝手に弄ったファイルでの注意書きを加えるのは当然でしょう。
そこで、 DCF (Design rule for Camera File system) の仕様を満たしつつプログラミングする必要があります。
ここでは、ファイル名の数字を振り直すだけなので大丈夫そうです。

では、お披露目を。


初期画面です。








右中央の Load でメディアのドライブを指定します。


通常はこんな感じです。


欠番を発見するとこうなります。
見難いですが、右上2行目の
Exist Skip にチェック印が現れます。





右の Make Numbering で次に進みます。

新規に連番候補を作成します。
連番は右上5行目の数値で別途開始番号を指示することも可能です。





 右の Rename で次に進みます。実際に書込しますので表示色を赤っぽくしてあります。


ファイル名を直接変更します。
ファイル名の列は変更後での表示です。
旧番号と新番号の列は表示されたままなので、確認が可能です。
ただし、この時点ではもうやり直しは不可能です。




右下の Close でアプリを閉じます。


このアプリはひとつ問題を抱えています。
変な色気を出して、Windows の Explorer 上でサムネイル表示をしてしまうと、そのファイルがフォルダ内に書き込まれる事です。
カメラ上では絶対に作られないファイルが紛れ込んでしまう事になります。
アプリ内で作業を終わらせてメディアを抜けば問題は出ないのですが ... 。

一応、所有している Nikon のコンパクトと一眼では動作確認が取れ、実際に運用しています。
ただ、各カメラの全ての機能上問題が無いか調べた訳ではないので ... 。


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