フィルム時代には、とっかえひっかえだったのですが ... 。
中にはレンズ交換をまったくしない一眼があったりします。
それでも、イメージセンサーが汚れて、塵を写し込む事があります。
いやぁ、イメージセンサーが塵を写し込む事を避ける為に、レンズ交換を避けてきたのに ... 。
通常、写している絵は、濃淡があって、 なかなかイメージセンサーの汚れに気付かないものです。
撮影後の画像確認でも、ピントや露光状況のチェックはしても、塵の写り込みは想定外でした。
レンズ交換しなければ、外から内部に、塵は入らないものと ... 。
でも、よく考えてみれば、シャッターやミラーの稼動部品は運動や磨耗によって粉塵を作ります。
レンズの筐胴の隙間からも吸い込みます。
これが、油分や湿度によっては、カメラに組み込まれたセンサークリーニング機構でも 取り除けない事は想像出来ますね。
レンズ交換すれば、更に、付着の可能性は上がります。
レンズ固定式のコンパクトの場合、塵の除去はメーカーに依頼するより方法はありません。
しかし、マウントで内部を開けられる、一眼レフの様なシステムカメラの場合、ご自分での対処も可能です。
普通、これらのメンテナンスは、ご自宅で、腰を据えて細心の注意を払って、行いますね。
埃の舞わない、無風状態の場所で、なるべく明るい場所で。
Nikon ユーザーですので、一応、純正のクリーニングキットプロ ( PSP00052 ) をお勧めしておきます。
クリーニング用の溶液は、大昔から、無水アルコールが一番です。 これに敵うものは そうは ... 。
高価なお気に入りの一眼を、それも心臓部である イメージセンサー を素人が弄るのは やはり 怖いです。
下手をすれば、傷を付けて、より高い修理になるかも知れないし。
でも、写した絵に塵と分る模様が出るのを あなたは許せますか。
プロにお願いするとしても、何日か手元からカメラが離れるのを我慢出来ますか。 壊れてはいないのに。
大抵は、既に何枚か写り込んだ状態で気付くものです。
大抵は、すっごく お気に入りの絵が撮れた時に、細部まで再生確認して 気付くものです。
そうです、 いざと言う時の為に、 カメラバックの中に 最低限のメンテ道具は 入れて置きたい!
でも、クリーニングキットって、結構、がさが張るのですよね。
そこで、お勧めは、以下の3点キット。 市販品ばかりではありません。 格安・省スペース。
- レンズクリーニングティッシュ類 (溶液浸透済み個別密閉梱包のもの)
イメージは顆粒の内服薬一包程度 シルボン紙+アルコール入りハンドラップ 代わり。 - ブロア こればかりは小さいものはあまり ... 。 そのもの。
- ストロー クリーニングスティック代わり。
勿論、刷毛(はけ) もあればいいのですが、 先端に付着した汚れや硬い塵で、更に症状を悪化させる事もあるので、そこは注意です。
コツは、
- 作業前に大きな塵は払って、暫く経ってから 本作業を始める。
- ブロアは上向きに。 塵は上には上らない、重力でやがて落ちる。
- ペーパーの角を45度に折り、その内側に ストローの先端を 稜線と直角に 差し入れて巻く。 使うのは先端部分。
- 拭う時は、中心から螺旋で端に向けて、端からは外側にそのまま拭い出る 。
- ごしごし擦らない。 優しく。
- ペーパーはケチらない、再利用は避ける。 再利用時は外装部や別用途に。
何回か、経験を積めば、あなたもプロ!
習うより慣れよ ですね。
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