PC 予備アカウントのパスワード忘れには

Windows を使っていて、　管理者を ふたつ 設定している方も多いと思います。
もし、メインの管理者ユーザーのログインが出来なくなった時への　備え　ですね。
でも、頻繁にはログインしませんから、　イザと言う時に、　パスワードが　分らない　忘れた　と言う事も ... 。
その為にも、偶には、ログインしておきましょう。
それでも、忘れてしまったら ... 。


さて、
非常時にではなく、　確認のためのログインで　パスワードが　分らない　忘れた　と言う場合の　解決策は。

1. 普段、利用している　 管理者ユーザーでログインします。
2. 管理者として、コマンド プロンプト (cmd.exe) を開きます。
3. 以下のコマンドを入力して　別の 管理者ユーザー のパスワードを変更します。　暫定パスワード（簡便なもので可）
4. 別の 管理者ユーザー でログインし直し、　コントロールパネル から　ユーザー アカウント　を開きます。
5. 再度、　個人用パスワードの変更　を選び、　暫定パスワード　新しいパスワード　同 確認　ヒントの入力　をします。

ここで、個人的に重要だと思っている事は、
　　　パスワードの ヒント　の 入力　です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヒントを入力しないなら、上記 1 ～ 3 で暫定ではなく正式なものを入力すれば 終わりです。

１回パスワードを入れて間違っている場合に、再度の入力画面で表示される　この文字　は大切です。
そのものズバリを書いてしまう　奇特な (?) 方はいらっしゃらないとは思いますが ... 、
他人さまに分り辛い、しかし、自分が見れば分る　語句　を入れましょうね。


参考までに、コマンド プロンプト の画面を。
　　Sub_Admin というユーザーでの変更例です。　　コマンドは　net user Sub_Admin *　です。

　　最初は、コマンドの確認、　次に、実際の変更　です。　　２回のパスワードが合わないと、こんな感じになります。

C:\Users\UserName>net user /?
このコマンドの構文は次のとおりです:

NET USER
[ユーザー名 [パスワード | *] [オプション]] [/DOMAIN]
         ユーザー名 {パスワード | *} /ADD [オプション] [/DOMAIN]
         ユーザー名 [/DELETE] [/DOMAIN]
         ユーザー名 [/TIMES:{時間 | ALL}]


C:\Users\UserName>net user Sub_Admin *
ユーザーのパスワードを入力してください:
確認のためにパスワードを再入力してください:
パスワードが一致しません。

ユーザーのパスワードを入力してください:
確認のためにパスワードを再入力してください:
コマンドは正常に終了しました。

尚、Windows 7 の場合、入力したパスワードは　●●●●●　等とは表示されません。　　無表示です。　　お気を付けを。



尚、尚、　最悪、非常時に、こんな場面に遭遇したら ... 。
Built-In Administrator　でログインする事になるのでしょうね。　　避けたいですが。
万人にお勧めの方法ではないので、　ここでの、詳細な記述は省かせて戴きます。