知人に相談されました。 ファイルを誤って削除しちゃったよぉ~、どおにか ならない? って。
しょうがないですねぇ~。
以下は、Windows 7 でのお話。
ファイルのバックアップ取ってる? いいや。 ... 絶句。
でも、諦めないで。
実は、Windows には、強~い、味方が付いています。
履歴の管理機能です。
無論、万全ではありませんが。
困った時の 神頼み !。
もしかしたら、復活 が可能かも。 覚えておかれると良いと思います。
頼みの綱は こう です。
標準では、 システムの保護 と呼ばれる 機能が装備されています。
これによって、システムに加えた不要な変更を元に戻したり、古いバージョンのファイルを復元出来ます。
あなたのコンピュータがどの様な設定になっているかは、
コントロールパネルを開き、 システム > システムの保護(左欄) > システムの保護 と辿って見て下さい。
ドライブ単位で、保護設定がどうなっているのかが確認出来ます。
詳しい使い方は、Windows ヘルプとサポート で表示される内容をご覧下さい。
システムの保護 の上から2行目、システムの保護の詳細 のリンクから辿れます。
復活方法は、 この中の 以前のバージョンのファイル: よく寄せられる質問 を。
さて、ここからが応用編。
知人の状況は、ファイルの削除でした。
幸い、システムの保護 は 有効 で、 ファイルの名前も覚えていました。
ここで言う、ファイルの名前とは、 どのフォルダにある どんな名前で どんな拡張子か です。
専門的な言葉で言えば、フルパス付きのファイル名 ですね。
例えば、 C:¥Users¥UserName¥Documents¥FolderA¥Some.txt とか。
あっ、何も、フォルダ構成は別に細かく覚えてなくて いい のです。
Explorer で、どのフォルダだったか が辿れるレベルで OK 。
でも、ファイル名は、ファイルの名前(例:Some) だけでなく、 拡張子(例:txt) も しっかり 覚えていないと OUT !。
普通は、フォルダを見付けて、ここから、開く で所定のファイルを探して、元に戻す訳です。
うろ覚えでも、何とか、なるでしょう。 きっと。
例えば、該当しそうなものを 片っ端から、別のサブフォルダに復元して、内容を確認。
然る後に、元のフォルダに移動。
でも、今回は、先に書いた様に、フルパス付きのファイル名 が はっきり していましたので、
ちょっと、変則的な方法を使いました。
メモ帳でも開き、何も入力せず、 先程の フルパス付きのファイル名 で 名前を付けて保存 します。
この時、 ファイルの種類 は すべてのファイル (*.* ) にしておきます。
これで、内容がない、 ダミーのファイル が作成されますね。
次jに、Explorer を開き、このファイルを選択します。
そして、右クリック。
プロパティ(R) > タブ 以前のバージョン と進みます。
これで、以前に(削除前に)、システムの保護 によって保存されている 嘗てのファイル が復活出来ます。
流石に、直前に作成して削除したものは無理です。
だって、システムの保護 の隙間での出来事ですから。
システムが自動で保存出来ているものしか、その恩恵には与れません。
既定では、システムの保護 は 1日1回 、ファイルのバージョンが保存されます。 電源が入っていて 設定してあれば。
そうでなくても、Windows Update によって、1ヶ月に1度は保存されている筈です。 標準状態ならば。
先ずは、OS の提供する機能の ファイルの 以前のバージョン を探して見る、 そう 覚えておいて下さい。
かくして、めでたし、めでたし、 ファイルの復活! と あいなりました。
尚、ファイルの復活には、様々なソフトや対応策が存在します。
それだけ、痛手が大きい と言う事ですね。
普段から、 バックアップを取るとか、 対応出来る可能性のあるソフトを導入しておく、 等の対策は重要です。
今回、ご紹介した方法は、 もしかしたら レベル 謂わば、 出来る かも です。
もし、 困り果てて 検索で ここの ページに辿り着いた あなた へ。 幸運を祈っています。
[追補]
同様に、ファイル以外に フォルダ も 復活できる場合があります。
[2015/02/16] 追補 を追加
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