GIMP パターン作成時の最小サイズ

はたっと、困ってしまいました。
未だに、答えは出ていません。
GIMP でパターンを作る時の適正サイズについて です。
あ～、　どうしよ。


普通、自分でパターンファイル .pat を作る事は少ないと思います。
その場しのぎ なら、　クリップボードにコピーした状態で、パターンの先頭に示されているからです。
そして、通常、　何か汎用的に使えそうだと思えば、
パターンファイルにして保存し、　登録して置くでしょう。
この時、大抵は、ある程度の大きさがあるので、　今回の様に頭を抱える事は無いです。

今回、斜線のハッチングパターン を作りました。
幾何学模様ですから、　基本的なパターンは　とても　小さくて済みます。
とは言え、流石に、　最小サイズに切り詰めると　パターンとして　表示された時に　何が何だか分からない　なんて事に。

そこで、適当なサイズにして作るのですが、
ここで問題！。


問題は、　とても小さなサイズにする時の、
最低サイズは幾つか？　と言う点です。



表示時のサイズと その周辺の 余白 の 関係！ です。

表示領域より小さい場合には、
そのパターンが、周辺に余白（或いは 透明領域）を持っているのか否かが 判別出来ない のですね。
勿論、　作った本人は ご存知！ です。
しかし、時間の経過と共に忘れるかもしれないし、　他人さまが使ったら 勘違い なさるかも知れません。

例でご覧戴きますか。
塗りつぶし ダイアログの表示が　結果として　右の上を示すのか、右の下を示すのか、　分かりますか？。
答えは、上なのですが、
直観的に 例示される画像を見て 作業すれば、　下の結果を期待するかも知れません。
あれっ？、　って事になる ... 。

これは、とても、　悩ましい　です。


だって、　ファイルのサイズは小さい方が良いし、　大きいものを用意しても結果は同じなんだし ... 。
痛し痒し。

因みに、
GIMP　2.8.20 で、　表示されるパターンの 一辺は、
上の 赤く囲った部分で 約 24 px 、
パターンダイアログを開き、最大に拡大した場合が 約 180 px (?) 。
これらより、パターンのサイズが小さいと 中央に配置され 周辺は余白（空白） となります。
180 px (?) で余白は無くなりますが ... 、　　他の標準的なパターンは こんなに 大きくないし ... 。


暫定的に、　24 px を 最小サイズ とすれば、
少なく共、　選択したパターンの表示箇所では パターンのイメージ（内容）が正確に伝わるのかな　と思っています。



本題から外れますが、　透明背景に白の点や線で作ったパターン等は この表示箇所では 真っ白で、
類似のものがあっても、 見分け が 着きません。
唯一、その名称 （説明文） が 判別の鍵となります。

　　GIMP の次期バージョンで、黒テーマが導入されても、恐らく、恐らくですが、今度は 黒 （濃い灰色） で 同じ事が ... 。.
　　仮に、パターンに輪郭線を書き込んで表示すれば判別は着きますが、今度は、パターンの印象が変わってしまうし ... 。.
　　視覚のパラドクス は 難しいですね。.