2017年3月27日月曜日

GIMP Script 用 Editor として Visual Studio Code を

今迄、GIMP の Script-Fu を書くのに、 TeraPad を使って来ました。
OS Windows の場合、 何かと、この辺り(エディタ選び)が 難しくて ... 。
何分、古いソフトですし、 偶に、不具合(他との競合)と思える様な状況も。
使い慣れてはいるのですが、 そろそろ、代替えを ... と朧げに考えてはいました。


そんな中、 何方かの Blog だったかとは思うのですが、
少し前に、公開になった Visual Studio Code をエディタとして使っている旨の記事を目にしていました。



そろそろ、変えるか!。


結果からすれば、 Visual Studio Code 良い! ですよ。

少し、手を入れる必要があります。


GIMP の Script-Fu は LISP 系言語。 scheme 。
GIMP の Script-Py は Python 系言語。

標準状態の Visual Studio Code は これら には対応しないので、
拡張機能を導入します。 (左欄最下アイコン > 検索 > インストール)

2017/03/上旬 時点 ( version 1.10.1 ) では、
scheme は Peng Lv さまの scheme 0.0.2 があります。
LISP は Yasuhiko Matsumoto さまの Lisp 0.1.5 (Lisp syntax hightlight) があります。
Python も幾つかありますね。
Python では Don Jayamanne さまの Python 0.5.9 が目に付きました。

    拡張機能を導入後、何回か起動していると、 Lisp のバージョンが上がります。 0.1.5 > 0.1.7
    Python も 0.5.9 > 0.6.0 へ。
    おまけに、 Visual Studio Code 自体も  1.10.2 に上がりました。  月例の更新だそうです。.
    
    では、
     Visual Studio Code の 設定。
    新規 或いは 既存 の .scm ファイル を開きます。
    右下欄 プレーンテキスト と表示されている 場所 をクリックし、 言語モード を sceme or LISP に設定します。
    新規なら、 スペース を お好みの数値に、 エンコード を UTF-8 に、 改行コード を LF に、 します。
    一旦、拡張子を .scm にして 保存し、再度開き、 プレーンテキスト と また 表示されているのをクリックし、
    '.scm' に対するファイル拡張子の関連付けの構成... に進みます。
    再び、 sceme or LISP に設定すると、 
    setting.json ファイルに ユーザー設定が記録されるので、 これを 保存 します。  自動保存の設定の方は不要ですが。.
    これで、  Visual Studio Code のカスタマイズは完了。   :) 。

    尚、 改行 に関して。
    Windows の世界は CRLF が基準なので、
    ファイル セクションの 既定の改行文字 "files.eol": "\r\n" は そのまま にして置くのが 吉 でしょうね。
    .scm の専用エディタにしてしまうなら、 ここを弄ってしまっても OK ですが ... 。

これで、 Script-Fu と Script-Py が書けますね。


さて、 エディタ としての ツボ を。

画面イメージをご覧下さい。  Lisp 設定時のものです。  お勧めは Scheme 。.


UTF-8 と、 
UTF BOM なし と、 
改行コード LF と、 が確認出来る事が最低条件です。


Visual Studio Code  では、
最下欄の 各項目 をクリックすると 候補が現れ、設定出来ます。
上図では、 UTF-8 をクリックした処です。  BOM 有無が有りますね。

更に、 前述の 開発言語用の機能拡張をすれば、
LISP や scheme なら、 ( をタイプ(入力)すれば、 ) が補完されます。  嬉しい!。  ミスが減る!。

これは、 便利! です。
Script-Fu の 落とし穴 (?) は  括弧 の不備! がかなりの比重を占めますので、
これを補完してくれれば、 生産性が上がる事、間違いなし! ( ... ? ) でしょう。  .... きっと。



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