よし!次はこれを撮るぞ!
次の撮影プランを立てるのは 楽しいもの です。
そして、実行 ... 。
果たして、その結果は ... 。 もしや、気負いで 強引に撮っていませんか?。
写真が好き とか 趣味は写真です とか 宣う様になると、
よし!次はこれを撮るぞ! と、張り切る 事になります。
とても、良い事なのですが、 ひとつ、ご忠告を。
態々出掛けて行ったり、機会を設けたり、
被写体を追い掛ける訳ですが、
なかなか、思う様な 絵 にならない事 も しばしば です。
手慣れたベテランになればなる程、絵 にしてしまう事 も可能になります。
絵作り と言う言葉がありますが、
構図や撮影時の設定等で 工夫を凝らす事も多いと思います。
これは、全て、思い描いた構想を実現させる為にありますが、
策に溺れる事すらあるのですね。
撮影テクニックを磨き、様々な表現方法を体得するのは 良い事 です。
極々普通の光景や表情を 異次元の世界に誘う のは 素晴らしい です。
でも、その経験や技量が 無理やり 絵 にしてしまう事には注意すべきです。
綺麗に素晴らしく写っている事と、その写真が訴え掛ける事とは、 別です。
1枚のコマ(絵)に込められた 作者 の思いが 写っているものを越えては いけません!。
作意見え見え の 絵 なんて、嫌でしょ。
気持ちの籠っていない 絵 なんて、嫌でしょ。
写っているものより 作者の腕自慢の声が大きいなんて、嫌でしょ。
写っているものより 機材自慢の声が大きいなんて、嫌でしょ。 ... 脱線。 うッ ... 僻みだな、これ。.
強引に撮ってしまったものから、その強引さが顔を覗かせれば ... 。
う~ん、 困りますね。
個人的には、
よし!次はこれを撮るぞ! と、気負いの強い時ほど 強引に絵にしてしまう傾向があります。
その機会を有効活用する意識が強過ぎて、絵を作ろうとする作意が必要以上に顔を覗かせます。
残念な事に 撮れなかった! に終わる 結果 が怖いからでしょうね。
でも、後々、無理やり作った 絵 は 選ばれる事無く終わります。
終わる事が多い気がします。
撮らなくっちゃ ... の気持ちが 焦りを招く と言い換えても良いかも知れません。
撮れない時は、潔く、撮れない! でも良い気がします。
プロではないのですから、 結果を必ず残さなければいけない道理はありません。
でも、 なかなか、そうは思えなく、 悔しい想い が重なる のが現実ですけれど ... 。.
更に、拍車を掛けるのが、
狙ったものが 不定期であったり 条件が重ならないと現れない もの ... 。
こればかりは、 どんなに 手ぐすね 引いて待っていても、 ご出現 をひたすら待つのみ。
そんな時の 暇潰しの ショット は ... 。 大いに、危ない です。
心が別の事に捕らわれているので、 気持ちの籠らない 絵 になって仕舞う可能性が 大!。
結果の数は増えても、 それでは事後 探し出す時に 不要なものとして 邪魔 をします。
玉石混合なら まだしも、 石を どかしてもどかしても また 石 ばかり ... 。
最悪のケースでは、 肝心なもので 失敗したり タイミングを逸したり。
はい。
無理強いする ... 。
そう、
恰も、
バナナの叩き売りに上手く乗せられて、買い込んでしまった 大量のバナナ ... 。
バナナなら、 冷凍保存に廻す事も、ご近所に配る事も、毎回バナナを食す事も、 可能ですが、
写真はそうはいきません。
長期保存して、陽の目を見るのは少ないでしょうし、
そんな写真を(見せて)貰っても、喜ぶ人も少ないでしょうし、
夜な夜な 眺めていると、悔やみが沸き起こるかも知れませんし ... 。
箸にも棒にも掛からない とは 正に この手の写真群の事。
うちのライブラリにも、 実は、この手が沢山有ります。
つまり、 この投稿は 自分への 戒め! でもあります。
気負わずに、 肩の力を抜いて、 リラックス、リラックス。
力んで出るのは、 腸の一部の あれ か、 腹部に溜まった その気体 か、 お待ち兼ねの それ か ... 。
酷ければ、 溜息のみ だったり ... 。
少なくとも、 力んでも、 良い写真は 出ません!。 :) 。 .
あらぁ、 酷い 展開になってしまったので、 この辺で ... 。 そうそう、 文字の色も薄くして置こうッ と。.
なんだか難しいお話ですが、先日はこれを撮るぞ!!!って出かけました。
返信削除あるところにスズメが沢山いるのです。
300ミリレンズをもって出かけて沢山撮れましたよ!
これ撮るぞ!!は沢山あるのですが、もう人生、時間と体力が。。。。。
Tomoko さま コメントありがとうございます。
削除これ撮るぞ で、 撮れた時は 良いのです。
問題は、 撮れなかった時の 穴埋め行為 ... 。
実は、これが、結構多い 私 です。