はい。 常識かも知れません。
でも、 あなたのパソコン ... 特に ノート型、
大丈夫ですか?。
半導体は熱に弱い。
従って、冷やさないと、効率は落ちるは 劣化も進むは ... 。
挙句の果てには、突然、動作停止し、ウンともスンとも謂わなくなる ... 。
ですから、日頃、溜まった塵を お掃除しましょう! と 注意喚起 されています。
勿論、買ったばかりのものは、溜まる程ではありませんし、
永年使っていても、利用環境や、利用者の性格によって、随分と違っている筈です。
使えば溜まる ... 塵。
狭い筐体に押し込まれた ノート PC では、尚更です。
最近は、半導体の進化によって、設計発熱量も低下傾向ですが、
昔のもの等、熱源と化します。
より良く排熱させる為に、 排気口に溜まった塵を取り除く! はお勧めの行為です。
でも、今回、長年の使用で不調の兆しのあった ノート PC を分解したのですが ... 。
開けてビックリ 玉手箱!。
通常のパーツ交換では触らないと思われる CPU 排熱アセンブリ をバラした時です。
(今迄、何回か分解して来ましたが、此処を触るのは、今回が初めてでした。)
ファンと熱伝達フィンとの間に、多量の塵! ... 。
それも、ファン回転方向に合わせ、片側に顕著に溜まっています。
溜まっていない箇所は、空間が開いていても、通風には余り意味が無いのです。
そして、この部分は、パーツを完全にバラさないと出て来ない(触れ無い)所です。
熱伝達フィンに繋がる外部排気口には、(ゼロでは無いですが)塵は見られない のです。
そう、いくら、外部排気口 を掃除しても、その内側には 取り除けない塵があったのですね。
分解前、
どういう状態であったか?、と言うと、
外見からは、ファンが異音を発する様になっていた、ですが、
分解した結果から想像すれば、
実際には、
異音がする、そのずっと前から、
ファンが回転しても、溜まった塵によって、排風経路が邪魔され、
異常稼働させられたファンは必要以上に高回転を強いられ、
CPU は高温になったままで、
実行スレッド数は高温故に制限され、筐体内の温度上昇が HDD にも襲い掛かる!、
だった様です。
詰まり、悪循環。
壊れる道を ひたすら まっしぐら!。
ファン交換前、ファン動作確認とアセンブリカバー取り外し |
ファン交換後、
嘘の様な、静寂な環境が戻って来ます。
おまけに、CPU が正常稼働出来る様になった為か、PC の挙動もキビキビ! になりました。
モニタリング ソフト で温度やパーツの状態を監視して見れば、
温度上昇後の低下がしっかり出来ていて、
温度対策が機能しているのが確認出来ます。
通常の作業であれば、ファンが唸る事は無くなりました。
もし、
ファンが唸る異音を無視し使い続けていたら、
恐ろしい事態が待ち構えていた事、必須です。
随分と長い間便利をさせて戴いた ノート PC ですから、
止むを得ない共、言える訳ですが、
其の状況(突然の故障時)での データ リカバー は 痛い ですから ... 。
機械である以上、定期的なメンテナンスは重要で、
必要であれば、リストアに近い作業も 検討の余地あり ですね。
そんな時、デスクトップ PC の方が、
部品調達の容易さや代替手段の多さから、
対策を取り易い ... これが私の経験則です。
参考迄に、 一般的な ノート PC 確認ポイント.
・ファンから異音はするか?
・ファンの送風量は適切か?
・温度モニタリングソフトで、温度変化は正常か?
負荷中高状態でのピークと負荷低下後で、
異常に高かったり、温度低下が遅く無いか?
・部品の発熱箇所を知り、その状態は正常か?
手で触って熱い(暖かい)場所を確認する
キーボード等筐体直下のパーツの位置をネット画像等で確認の上、
CPU や チップセット 等直接の熱源以外にも、
放熱用パーツの位置の温度変化を推測する
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