2021年2月16日火曜日

訃報 Chick が ... (彼の為人)

Chick Corea の訃報に接してから、
彼の音楽に浸りっぱなしの毎日です。
素晴らしい音楽家だった訳ですが、
彼の 為人(人となり)を彷彿とさせる 私の宝物 をご紹介します。


Chick Corea さまの ご冥福を。
そして、ご家族の方々( Gayle Moran さま達 )に、お悔やみを。


前の 投稿 で、 とても、フレンドリーでハートフルな人間性 と書いた訳ですが、
それは、コンサートに出向いた時 等の 印象 からです。


コンサートとは言っても、相当昔の お話 です。
当時、彼のコンサートへは 何回も何回も 出向きました。
環境変化もあって、最近は、とんと、生には接していませんが ... 。

往時、コンサート後に楽屋を訪ねる事もしばしばで、
目的は、サインの おねだり 。
Chick は 気さくにファンのお願いに答えてくれた記憶があります。
LP Jacket や コンサートパンフレット に、幾つかサインを戴いています。
それらは 皆 宝物 です。

彼のキャリアの長さも考え併せれば、
恐らく、世界中に、相当多くの 彼のサイン が残されているものと思います。

その中から、こちらの名前が無い もの を。

彼の奥さま Gayle Moran さま をメンバーに加えたコンサート。
1978/06/10 東京 渋谷公会堂 An Evening With Chick Corea Featuring Gayle Moran で、
終演後に、
パンフレット中の彼の写真ページに戴いたもの。
p12 (表紙 裏 p1 p2 ... と数えて)。
  無論、採用されている写真の著作権は 私には ありません!。
  著作権が何方にあるのか不明なので、表記出来ません。  あしからず。
  サインが書かれたページを 部分スキャンしたもの になります。


Photo Copyright Someone (But Me)


そう、コンサートと言えば、野外もありましたね。
有名な Live Under the Sky とか。

  脱線しますが、
  1979/07/26 の 雷雲豪雨 の VSOP も観ています。  あれも、凄かったですね。

往時は、カメラの持ち込みには煩く無く、写真撮影もした事があります。
Kodak TRI-X と言う 白黒フィルム を使って、増感現像を自分でしていました。
紙焼きも自分で、です。

そんな中、Chick Corea さま宛に コンサート写真を送った事があるのです。
確か、
1980/07/26 の Live Under the Sky だと思います。
コンサートの度にサインを戴いていた お返し の意味も込めて、です。
素人が、ベストで無い位置から撮影したものですから、推して知るべし、なのですが ... 。
尚且つ、今でも、英語は からきし 駄目! ですが、
往時は、更に、低レベル ... 。  よくも まぁ 手紙を送ってしまったものですね!。

  今となっては、どうやって、彼のオフィスの住所が分かったのか、霧の中です。
  でも、住所データを得たから、写真を紙焼きしたのだったと思います。
  でもでも、どのコマを選び、どんなサイズで焼いて送ったのか、今となっては ... 。

そして、何と!、何と!、
返信を戴いたのです。
ご本人 から!。
それも、ご返信内容は こちらの送った内容に そぐうもの でした。

個人情報にマスキングした上で、此処に公開しましょう。
カラースキャンしたのですが、実物は、もっと薄目で 字が掠れて います。




フレンドリーでハートフルな人間性 と書いた訳がお分かり戴けたでしょうか?。
ファンを大事にしてくれていた Chick Corea さま。

さて、消印を見ると、Los Angeles になっています。
Los Angeles と言えば、当時、彼は Mad Hatter Studios を作ったばかりでしたね。


以上、彼の 人間性 を窺い知る 断片 となる事を祈って。
また、
彼のご冥福をお祈りし、
今も彼の音楽に接する事が出来る歓び に感謝したいと思います。

合掌。



2 件のコメント:

  1. 大屋地爵士2021年2月16日 22:25

    相当なファンだったのですね。ご冥福を祈るばかりです。

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    1. 大屋地爵士 さま コメントありがとうございます。

      はい。  往時、生は Chick の割合がとても高かったです。
      実に楽しそうにその場を盛り上げる 其の姿 が瞼に焼き付いています。
      其の為人 故に、コンサートに足を運ばせたのかも知れません。

      実に惜しい方を失くして仕舞った ... 。
      惜別 を噛み締めるには、未だ、時期尚早です。 私にとっては。

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