2021年2月7日日曜日

Ubuntu 滅茶苦茶珍道中 其の弐 日本語の壁

OS は皆そうだと思うのですが、
英語の基本形に乗る形で日本語が処理されます。
Ubuntu も同じ。
でも、専用のものが用意されてもいます。


Ubuntu の日本語環境。
ありがたい事に、それ用のものがあるのですね。

OS に最初から機能を盛り込んだものが存在する!。
俗に言う 日本語版 が最初から存在してくれるのです。
Ubuntu 日本語 Remix 。
其のホームページかこちら。

  Ubuntu Japanese Team
  https://www.ubuntulinux.jp/

そこに記載された内容から抜粋して引用します。

Ubuntu Japanese Teamでは、Ubuntu日本語サポートをより良いものとする活動を進めています。しかしながら、他の言語環境に悪い影響を与えてしまう変更が必要であるなどの理由で、現段階ではオリジナルのUbuntuに含めることが難しい修正が必要な場合もあります。 そこでJapanese Teamでは、現在のところUbuntuに追加できていない修正を加えたパッケージ、および日本語環境に必要とされるパッケージを収録したRemixイメージを作成・配布しています。このJapanese Teamのパッケージを含むイメージを、オリジナルのUbuntuと区別するために「日本語 Remix」と呼んでいます。

目を見張らせるのが 他の言語環境に悪い影響を与えてしまう変更が必要 の一文。
純粋な Ubuntu に 日本語処理部分 を載せるだけでは無く、
一部、置換されていそうだ! と思わせる一文です。
(単に、そう思い込んでいるだけで、真偽は不明ですが、ね。)

実は、最初、 日本語を導入せずに、
英語で行こうかな、とも思っていました。
はい。  Windows の開発環境 Visual Studio で英語版を使った経験があります。
何か、手に負えない問題が発生した時に、
英語圏なら、膨大な情報があり、
訳語を考え無く共、済むからです。
でも、
やはり、普段は、日本語表記の方が頭が付いて行き易い事もありますが ... 。
そう、両者に長短があるのです。

でも、
結論(暫定的方針)は、日本語 Remix Version で行こう! になりました。

理由は、
日本語の処理体系にあります。
Windows 絡みの、です。

エンコーディングと呼ばれるものがあります。
データをファイルやメモリに置く時に機械語に直すその方法が一種類では無いのですね。
所謂、文字化け と呼ばれる状況がありますから。

個人的には、
基本、Windows で作った データ(ファイル)利用 が根底にあります。
なるべく、ファイル名に日本語を混ぜない様に運用していますが、
中には、日本語表記のものが紛れ込んでいます。
恐らく、大きな問題は無いのだろうと思っていますが、
zip 圧縮した場合に、Shift-JIS でファイル名が扱われていた筈ですから、猶更です。
少し、気になっています。
この辺は、実際に運用して見ないと ... 。


また、 文字列に関連する項目として、
テキストファイルの改行の扱いも、両 OS で異なります。
Windows が CR + LF に対して、
Ubuntu(Linux) は LF のみ、でしたね。
でも、この件は、Windows が Windows Subsystem for Linux (WSL) を導入した事で、
Windows 側の対応が進んで来て、 個人的には、余り、気にしていません。
実際、
Windows の メモ帳 notepad.exe も徐々に進化し、Linux のファイルが正常に扱える様になって来ましたから。


もうひとつ、気になるのが、
日本語 Remix 版の場合、
利用言語が 日本語 限定になる様だと言う事。
基本(本家)のパッケージに日本語パッケージを導入すれば、
類似の環境になる様ですが、
日本語 Remix 版では、英語を始めとする他言語のものが省かれていると。
もし、ばりばりと Ubuntu を使うなら、
英語のものは追加導入して置いた方が良いのかも。
無論、お試しレベルでは(当面の間は)不要かとも思いますが。



尚、日本語 Remix 版 を最小構成でインストールした場合、
Web Browser の Firefox のみが導入されるとあったのですが、
それ以外の 基本アプリ群 も違うのかも知れません。

検索で調べた プレインストールの類 や お勧めのハウツー は、
仮に、同じ Ubuntu / Version であっても、
皆 異なる環境下 と考え、参考程度に見て置くのが宜しい様で。
(そう、書いてある通りとは限りません ... 。)

   MS Windows の時にも感じていた事ですが、
   OS の設定如何で、別物 が如き 挙動になる場合があるのでしたね。
   それ故、検索結果とは異なる 環境 であり、結果も異なる、 と。
   自分で OS 構成パーツを搔き集める Ubuntu( Linux 系 ) では 殊更 !。


参考迄に、
私が試しているのは ubuntu-ja-20.04.1-desktop-amd64.iso から作成した LiveUSB から、
最小構成でインストールした Ubuntu Desktop 20.04.1 LTS (ja) になります。

今後、必要に応じて、アプリを追加インストールする事になるでしょう。



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