OS は FS File-System に大きく左右されます。
皆、独自のものを持っている訳で、
Ubuntu も同じ。
相互利用も多いので、緩和策も講じられてはいますが。
File-System の基本。
Windows は NTFS 。
Ubuntu(Linux) は ext4 。 (2021/02 現在)
勿論、FAT や exFAT もある訳ですが、
OS の機能を十分に謳歌する為には、推奨のものを使うのが王道です。
と言うか、 普通にインストールすると、その推奨のもので構成されますね。
そして、気になるのが、
外部ドライブやデータドライブ。
システムを構成するのは、お勧めに従う訳ですが、
それ以外は、自由ですから。
理想は システムと同一のものを選択 ですが、
逸脱する事も可能な訳です。
でも、Windows では、皆、NTFS を使って来ました。
ですから、Ubuntu に入ったなら、郷に入りては郷に従え! で ext4 としたい処。
ちょっと、調べると、相互変換も可能の様ですが、
コピーして仕舞う方が速いとの事。
ですから、既存ドライブ転用の場合、一旦、別に退避させてコピーする必要が ... 。
或いは、NTFS からの読み出しは OK の様なので、
新規や上書きの書き込みが無かったりすれば、 NTFS のまま で良いのでしょう。
さて、
別の見地に立てば、
ファイルの属性や ACL は OS が異なる為、厳密な整合は取れ無い筈です。
逆に、属性を無視して操作する為に、Ubuntu 等の Linux 系 OS を使う事もあると聞きます。。
Windows ACL / POSIX ACL / Samba ACL 等で検索すると情報が得られます。
もう、頭が混乱しそうな世界ですが ... 。
まぁ、こんな検討事項もある ... 程度にして置きましょうか?。 今は。
もう、ひとつ。
FS と並んで、 ドライブ或いはパーティションの考え方。
Windows は2段構成です。
物理ディスクの構成と各ドライブの構成は明確に分離されています。
それらを扱う GUI/CUI も別個に存在します。
一般的なユーザーでは 物理ディスク構成はディスク追加の時 位しか 目にしません
。
ディスクの各パーティションがドライブとして認識され、
ドライブ毎にアルファベット1文字が振られ認識するのでしたね。
フォルダと呼ばれるディレクトリ構成は、ドライブ毎に独立しています。
個々に独立したツリー(枝組)を持つと言えば良いのでしょうか。
Ubuntu(Linux) では、
ディスク とは呼ばず、デバイス と呼ぶ見たいです。
そして、基本的には、ドライブの概念はありません。
/dev/sda1 とか /dev/sr01 とか。
/dev/s 迄は 固定 で、
続く d や r が種類(device/removable ...?)、
更に続く a や 0 は連続して振られる識別名、
最後の 1 は連番のパーティション番号。 でしょうか。
これが、Windows の ドライブ に相当する様です。
そして、
/ から始まる 単一 のツリーの中に、ディレクトリとしてマウントします。
デバイスは認識順に識別名が決まる為、
USB 接続等(SATA 接続であっても)で順番が変わる場合には、
パーティション の 一意識別子 uuid を使った定義をして、mount を固定する様ですよ。
一例として、今回、私が試した方法。
Ubuntu Desktop 20.04.1 LTS (ja) 。
Windows で作成してあった NTFS の HDD を接続します。
無論、最初は認識してはいても、未マウントですから、使えません。
慣れていないので、CUI では無く、GUI のお世話になりましょう。
Desktop から Disks ディスク を選びます。
Disks (GNOME Disks) は ディスク管理ツール です。
そう、此れは、Windows の ディスク管理 と類似のツールになるのでしょう。
見慣れた ディスク単位 の情報を確認出来ますし、マウントも可能です。
そして、此処からマウントしてやると、ディレクトリやファイルにアクセスが可能になります。
マウントはパーティション単位で、
先に書いた通り uuid で マウントしてくれます。 /mnt/<uuid>
既に、其のパーティションに 名称 が振ってあれば、
一般名「ボリューム」では無く、其の 名称 での識別も可能ですね。
マウントすると、Desktop 左端の Dock に、Volume アイコンが現れます。
そして、驚く事に、
事前の検索時に、NTFS マウント後のファイル類の 削除・追加・編集 は不可 と聞いていたのですが、
ファイルの削除及び新規作成が可能でした。 :) 。
また、
暫定的にマウントする事も、再起動時に自動マウントする事も、選択が可能です。
初期のマウント作業時に 画面中央の右 Gears アイコン から Mount Options を選んで、所定の動作を指示しましょう。
はい。 一般的な解説にある様な、CUI からコマンドを叩かなくても、
GUI で完結する様です!。 ;) 。
図は GNOME Disks で NTFS HDD(既存データ有)をマウントした状態。
これなら、大抵の状況下で運用が可能でしょう。
但し、ご覧の様に、
歴戦の HDD なので、不良セクタと言う爆弾を抱えたままのデータ群です。 :O
酷使には耐えられないでしょう。
注:Windows/Linux Dual Boot ではありません。 念の為。
脱線しますが、MS Windows で眼を瞑っていても出来る (?) 位の 画面コピーや 文字のコピペ ですが、
どうも、勝手が違っていて、右往左往です。
この図も、結構、苦労して作ったのですが、 慣れないと、ね。 ;)
[2021/02/12] 追補挿入(最終の 但し)
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