その時、Explorer でドライブを確認すると、専用のアイコンで表示されている事が多いと思います。
この仕組みを使うと、Explorer 上での視認性を上げ、より使い易いシステムにする事ができます。
自動再生の有効無効に係らず、です。
ちょっと、ひと手間が掛かりますが、結構、便利ですよ。
自動再生は、 OS 起動後に、光学メディアや USB メモリ等追加で接続されるドライブに保存された実行ファイルを自動で起動させる仕組みです。
この中に、標準設定されたアイコンではなく指定のものを表示する仕組みが含まれています。
自動再生の仕組みをおさらいしておきましょう。
OS ( PC ) は記憶域 (光学ドライブやUSB コネクタ等) を監視していて、新しい物が発見 (認識) されると、その中 (ドライブ直下、ルートディレクトリ) に autorun.inf というファイルがあるか確認します。
これが見つかり自動再生が有効になっていると、一般には、このファイルの中で指定された実行ファイルを自動起動させます。
これと同時に、このファイルの中に、アイコンを指定する記述があれば、アイコンを規定のものから指定のものに切り替えます。
ちょうど、メーカー製の外付けハードディスクの多くが、製品を認識しやすいアイコンで表示されているのと同じ事をしよう ... と。
作業自体は簡単です。
光学メディアや USB メモリのドライブ直下、ルートディレクトリに、autorun.inf と xxxx.ico を保存します。
例えば、E: ドライブで作成するとすると
E:¥autorun.inf :名前変更不可
E:¥xxxx.ico :名前変更 可 autorun.inf の中の記述と合わせる
autorun.inf の内容は次の通りです。 メモ帳などで xxxx を任意の名前に修正して下さい。 保存時の文字コードは指定不要です。
[autorun]
ICON=xxxx.ico
たった、これだけです!
xxxx.ico はネット上のフリー素材を流用するか、GIMP 等のアイコンファイルを扱えるソフトで作ります。
フリー素材の検索は 「 アイコン フリー素材 ICOファイル 」 で、お気に入りを探して下さい。
自分で作る場合は、用途別に幾種類か用意すると便利です。
私は、光学メディアの場合、アイコンとメディア印刷用とに似たようなイメージを作成し、直感的に判別できるようにしています。
何から何まで振ってる訳ではなく、大事なもの(長期保存用または履歴保存用)のみが対象です。
USB メモリ用は、基本的に、ひとつのアイコンファイルに統一しています。
新しいメモリを購入すると、先ず、この2つのファイルをコピーして、ボリュームラベルを振ります。
また、ボリュームラベルも命名規則を自分で決め、必ず振る様にしています。
例 (イメージ」) USB メモリは 「 USB01_Tokutyou 」 光学メディアは 「 Youto_Naiyo_01 」
この時、ボリュームラベルに文字数の制限がありますので、注意して下さい。
[2012/09/25] 本文冒頭の語句訂正
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