2012年10月20日土曜日

写真と SD カード 考 2012/秋

今迄、カメラに使う デジタルメディア(SD カード) についは、あまり、拘りませんでした。
連写する訳でもないし、趣味ですから失敗が許されないという状況でもないし ... 。
近場で入手できるお手頃な物で、まぁ大丈夫でしょう .. ってなレベルの製品を使っていました。
たまに、撮影後のデータ保存でカメラが頑張っている事もありますが、まあ、こんなもんかぁ ... と。
それが、最近、少し変わって来ています。


きっかけは、コンパクト用に調達していた 2GB の姿が、近所の売り場で消えつつある事。
一眼用には 4GB を使っていましたが、これも、新しい製品のラインナップから外れつつあります。
実は昨年頃でしょうか、1GB が消えてなくなり、苦い経験をしています。

要するに、トップクラスか、素性の知れないプライベートブランドか、に絞られつつあるのです。
お手頃な中間層の物が、手に入らなくなっている、と言う事です。

  あっ!そう、私の使い方は、PC に取込後 SD カードをそのまま予備で保存しておくやり方です。
  バックアップには DVD ディスクで運用しますので、4GB までのカードを使っていた訳です。
  撮影には、新しい SD カードをどんどん使います。
  撮影したカードは、削除せず、そのまま保存に廻します。
  その為にも、お手軽な素性のしっかりした中間層グループのものを使っていました。
  大した撮影量ではないので、これで OK でした。

そこで、久々に、SD カードの情報収集をしてみました。

答は、その主力部品であるフラッシュメモリーを作っているメーカーの物が、高いけど高品質で早いという当たり前の結果!
順不同ですが、 SanDisk / Toshiba / Panasonic そして OEM の LEXAR MEDIA 。
LEXAR MEDIA は Class 10 以降、評判を落としているらしく、先の3大メーカーが良い様です。
この3社は、SD カードの規格制定にも関わり、カメラメーカーの推奨にもなっています。
その次に来る筈のグループが、混沌とした状況。
Class 6 までは中間層のメーカーも健闘していた様ですが、 Class 10 時代では個々の製品によって差が大きく開いている様相を呈しています。
ですから、 Class 表示を当てに製品選びをすると、痛い目に合うと ... 。
難しい時代になったものです。


動画を殆んど撮らない立場から言わせてもらえれば、今の SD カードの容量巨大化はもう終わりにして欲しい!
SD カードに使われているフラッシュメモリは、某 i なんちゃら メーカーさんのご動向で、価格や仕様に大きな影響が出ている訳です。    この秋は上昇傾向?
SD カードそのものも、ゲーム用や PC データ保存用として大いに使われています。
御蔭で、高集積化高速化と価格低下がもたらされた代わりに、ちょっと、手に持て余す容量になって来たと思いませんか?

よく、コンパクトカメラに 16GB 等の SD カードを付けて販売している例を見掛けますが、記念写真しか撮らないような方なら一体何年経てば使い終わるのか?
カメラに入れっぱなしだと、トラブルの元だと思うのですが ... 。


まだ、買い溜めの カードは少しありますので、もう少し、悩んで見ましょうか?
これも、趣味の楽しみ? ?? ???


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