2013年9月10日火曜日

写真とカメラ・バッテリ考 [初心者向け]

カメラを使っていて一番 困るのが バッテリ切れ ですね。
勿論、予備を携帯するのが、安心ですし、そうしています。
所謂、コンパクトと一眼で、随分、バッテリ消費量が違います。
どんな所に気を付けるべきか、初心者向けに書いてみましょう。


私は、カメラを買う時、バッテリが手持の機種と異なる場合、必ず、予備をひとつ同時購入します。
必ず です。
また、撮影には、その予備を充電した状態で、持参する事も多いです。
常備携帯しているコンパクトでは、ポーチにカメラとセットで、予備バッテリが常時入っています。

バッテリが切れたカメラなんて、唯、重くて邪魔なだけ。
ストレスの塊と化しますから ... 。
持ってるのに撮りたい時に撮れない辛さは最悪です。

露出も、レンズ駆動も、ストロボも、記録も、全て、電気です。
おまけに、従来、光学式しかなかったファインダーの機能がモニターに取って代わり、大半の機種では、操作ダイアルの機能も、モニターでの設定に頼っています。
つまり、皆、電気!
バッテリが無くなれば、全く、機能しません。


そして、カタログ記載の電池の持ち、撮影可能コマ数(電池寿命)は当てになりません。
CIPA (カメラ映像機器工業会)の測定方法を定めた規格 ( CIPA DC-002 * pdfへのリンク ) に基づいた数値です。
  規格の抜粋を引用しようとしましたが、セキュリティ保護でコピーが出来ませんので、pdf への直リンクを掲載しました。
特に、コンパクト!
    コンパクトでは、予備バッテリは必須です。
    大抵の機種で、バッテリ切れの警告機能はありますが、残量は把握出来ません。
       突然、警告されるバッテリの容量不足、これには、いつも肝を冷します。


私の様に、コンパクトを記念撮影専用機として使うと、特にバッテリの消費が早くなります。

 日中シンクロは当たり前で赤目低減モード利用、
 頻繁に撮影モードを切り替えるし、
 画素数・画質モードは最高、
 手振れ補正は常時 ON 、
 周りに人が通ればなかなか撮らないし、
 ピントの合わせ直しも しょっちゅう、
 撮ったら撮ったでわいわい確認 拡大表示も 他との比較も、
 頻繁に電源 ON / OFF を繰り返すし、(撮影に関係なく ex. ON にしても撮らなかったり

最悪なのが、購入したてで使い方も良く分らない状況で夕刻のライトアップされたテーマパークでバンバン記念写真を撮る事。

これじゃ、電池持ちませんって。  公表値の半分以下です。


これに較べ、一眼はバッテリの持ちが非常に良いです。

私はファインダーでフレーミングしますし、撮影画像の確認も然程しません。
撮影行で予備のバッテリが登場した事は、ほぼ、ありません。 短期間の撮影行ですので。
自分なりに、以下の点が、持ちが良い理由であろうと思っています。

 カメラ設定はダイアルやボタンが活躍、
 ズーミングが手動になる、
 レンズが沈胴でない、
 ピント合わせとフレーミングにモニタを使わない、
 バッテリそのものが高容量、
 ストロボ使用頻度がかなり低い、


さて、携帯・スマホ・タブレットやノート PC では予備に汎用予備バッテリも活躍しますが、カメラのバッテリは然程 価格が高くないので ... 。
汎用品を持ち歩いている方は念の為カメラが対応しているか調べてみると良いでしょう。
基本的には、やはり、純正品や専用品を求めるのが正解でしょうね。


なお、バッテリの一般論としての注意点は、
  • 充電・放電を繰り返えさせる
  • 高い充電率での充電は避ける
  • フル充電でも保存時は経過と共に充電率が低下する
  • 無使用の長期保存時は充電率を半分位に下げてからにする
  • 高温多湿を避ける
  • 接点を清潔に保つ
  • 無使用時の接点ショートに注意する (予備携帯時)


出掛ける前に、バッテリの確認・充電と 予備バッテリの準備は お忘れなく!



[2013/10/01] タイトル変更 初心者向けシリーズを 写真と xxx  に統一
 
 

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