2013年9月7日土曜日

PC Yontoo が削除できなくなったら

ソフトウエアのインストールとアンインストール。
通常は、コントロールパネル の プログラムと機能 からアンインストールしますね。
しかし、場合に因っては、これが不可能な場合があります。
悪名高い噂のある (?) Yontoo でこの状況になったら ... 。
 C:¥PROGRA~3¥TARMAI~1¥Setup.dat  指定ファイルがない です と言われたら ... 。


以下、自分の環境ではないので、記憶やメモから書きますので、不正確な点や間違いがあるかも知れません。
その場合はお許し下さい。


実は、知人から相談され、Yontoo の削除に挑みました。
Internet で検索しても対応策が見つからないと、泣きつかれました。
以下の方法で、対処して、無機能化させましたので、参考にして下さい。


先ず、Yontoo は、発行元 Yontoo LLC で version は 2.05 (不確か?) であったと思います。
通常にインストールしてあれば、コントロールパネルからアンインストールが可能と言っていました。
  某 Downloader に付随してインストールされたそうです。
  最近、これが機能しなくなったので、別の Downloader と入れ替える為、一旦、アンインストールしたとの事です。
  別のものも調子が良くなく OS が不安定になったので、
  バックアップと復元 の 復元ポイントでシステムを以前の状態に戻したと言っていました。
  そうしたら、アンインストールに失敗する様になってしまったとの事です。
今回は、アンインストールに必要な dat ファイルが欠落して、削除が不可能になっていました。

さて、どうしたら ... 。
頭を抱えてしまいました、 まったく!
アンインストール時のエラーメッセージは  C:¥PROGRA~3¥TARMAI~1¥Setup.dat  指定ファイルがない です。

一旦、時間を貰って、色々、自宅で下調べをしました。
どうすりゃ いいんだ!
  dat ファイルはインストール情報を書き込んだものの筈です。
  これが無くなっていれば、アンインストールは実行できないのは当然ですね。
  大体、ざっと対象の PC を見ても、C:¥PROGRA~3¥TARMAI~1¥ なんて Folder なかったし。
  再インストールや上書きでは 復活できないかな?
  調べると、Yontoo には、ブラウザ( IE 等)のアドオンとして機能し、不慮に備えた復活ソフトがあるって、面倒 ぉ!


後日、不安を胸に、削除に取り組みました。
  再インストールは駄目でした。

取り敢えず、C:¥Program Files (x86) から Yontoo を削除します。
  あっ、管理者権限でログインして、 Folder の権限を取得して下さいね。
  そう、知人の PC は x64 ( 64 ビット版の OS )でした。 x86 ( 32 ビット版の OS ) なら C:¥Program Files ですね。
案の定、ひとつ、実行中の exe ファイルが残ってしまいます。
ここで、名前を変更します。 拡張子を exe から exeX とでも変えて下さい。 次から実行できなくします。
ここで、PC を再起動。 exeX としたファイルを削除します。
Folder の階層を戻り、Yontoo Folder を削除します。
  この段階で、プログラムは消えていますが、レジストリやブラウザのアドインの中には設定が残っています。
レジストリは取り敢えず弄りませんでした。
ブラウザのアドインは 全て表示の上 無効化します。  確か、ふたつ。 (本体と API だったかと)

以上です。

  [2013/09/13] 追加情報 知人よりの情報
   C:¥ProgramData¥Tarma Installer¥ を削除。 ( Sub Folder 含む )
   理由は、この中に exe ファイルがあるとの情報を Internet で見付けたから だそうです。
   これで、コントロールパネルのプログラムと機能に Yontoo が表示されなくなったそうです。
   但し、アンインストールされてるみたいなので項目を削除? の様なダイアログが出たそうです。
      ウイルスかも ? って脅しが効いたのか、知人も、必死で調べたのでしょう。 有用な情報、ありがと。
   尚、C:¥ProgramData¥ は System Folder なので 通常は非表示です。
   参考までに、削除には管理者権限と昇格の承認が必要です。
  [2013/09/13] 追加情報 以上  


何日か経った後、確認の電話をしましたが、ブラウザ上は無効のままでプログラムも消えたままの様です。
その後、少し経ちますが、連絡が無いので、きっと、大丈夫なのでしょう。

  不確実情報ですが、Yontoo はウィルス扱いされる場合もあるようです。
  そんな事から、Windows Update で機能させなくされたのかも知れません。
  
  知人の環境にもウィルス対策ソフトは導入されていましたが、ウィルス扱いではなかったと聞いています。
  また、動作上、不具合や不便は感じなかったと言っていましたが ... 。
  かえって、可笑しな状況を作り出してしまった様ですね。
  何も起こらなかった 若しくは 起こらない のを願っています。
    次回、泣き付かれても、ウィルスが機能し出したら、私には手に負えませんし ... 。


Free Software は便利ですが、こういう時は、難儀しますね。
うちみたいに、WHS2011 でも導入してあれば、ClientPC Bare Metal Restore で簡単安心なのですが、そんな お勧め出来ませんし ... 。

知人曰く、Internet 上に、あまり、情報がなかったと言っていましたので、
もし、同じ様な状況で難儀している方のご参考になればと投稿しておきます。


参考情報:本件とは直接関係ないと思いますが、念の為。
       Windows の仕組みとして、ソフトのインストール時に UAC で許可されない場合に、
       仮想的に、既定のフォルダではなく、仮想化先のフォルダに書き込まれるんだそうです。
       具体的には、C:¥Program Files (x86) ではなく、
        C:¥Users¥YourName¥AppData¥Local¥VirtualStore¥Program Files (x86) 。
            上は、64 ビット OS の場合の 32 ビットのソフト。 環境に応じて読み替えて下さい。
       気になる方は、こちらのフォルダも確認して見て下さい



[2013/09/13] 追加情報を挿入  知人の なんとか さま ありがとう。 名前は隠しますね。
[2013/09/15] 追加情報 に記載漏れ 理由を追加
[2014/02/03] 参考情報を追加   (別件で調べ物をしていて気になった情報を見付けましたので)

2 件のコメント:

  1. Uuuu なんだ!   これ、書いたんだぁ。
    そうそう、その後もだいじょぶだよ。
    Thanks!

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    1. 匿名 さま コメントありがとう。

      匿 さまって、あぁぁ、あなた さまね。  あんまり、変なので悩ませないでね。
      でも、たまには、見てくれてるんだぁ  感謝。

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