Nikon 1 シリーズ の最新機種 V3 です。
お金に余裕のある方 へ、 これは、もう 買い! ですぞぉ。
2014/03/13 PM に発表された、衝撃の機種。
Nikon が伝統の F マウント以外に、新たに創造した CX Format の 1 マウント。
我々は、正に、この新しいページをめくり、次のページを造る作業に立ち会っているのですね。
昨秋、Nikon の機種については、?ぼやきと雑談 と言うラベルの中で書きました。
参照のリンクです。 こちら から どうぞ 第18回 カメラの誘惑 2013/秋 。
各シリーズで、毎期に繰り出される新機種。
基本機能は、各シリーズ共に、十分だなぁ との 感想も持っています。
特に、伝統の F マウントを採用する一眼シリーズは円熟の域かも知れません。
無論、看板機種群ですから、年々、新機能や新性能を盛り込み、製品が投入されます。
魅力的 魅惑的 なのは、言う迄も、ありません。
う~ん、欲しい!!!
しかし、歴史と言うか、過去の遺産と言うか、制限も多い筈です。
既存のユーザーに、そっぽを向かれぬ様に、守らなければならない点も多い事でしょう。
殊に、看板を掲げるシリーズだけに、過去の遺産の重さ たるや ... 。
実際、改良すればいいのに と感じても、 これは伝統になってしまっているから難しそう と感じた事柄もあります。
これらに対して、件の Nikon 1 シリーズは、生まれたて。
と言っても、もう、産声は聞こえませんね。 すっかり、お馴染み。
初代のスッキリしたデザインは Nikon らしさを忘れそうなほど、綺麗 でした。
しかし、やはり、コンパクトと既存一眼に挟まれて、立ち位置が難しそうだなぁ との印象もあったのです。
モデルチェンジを繰り返すうちに、機能面の進化以外に、用途や使い勝手の提案を感じる様になりました。
昨秋の AW1 でも、この春の V3 でも です。
AW1 の時に感じた 派生 というイメージと異なり、
今回の V3 は 進化 を感じます。
特に、
システムとして組み込んだ 電子ビューファインダー や
撮像素子の小ささを逆手に取った 高速撮影スピード や ピントの追従性 や
軽量なレンズだから可能な 電動ズーム 等々。
勿論、これからも Nikon 1 シリーズ は進化を続けて行くでしょう。
更に使い易く、更に便利に、更に色々な場面で。
でも、他のシリーズとは、向かう場所が違うのではないでしょうか。
F を起源に持つ FX / DX は、所謂、プロ相手の、如何なる場面でも使える絵を提供する機材です。
この新しい 1 シリーズ は、アマチュアの為の、場所を選ばない何処でも使えるカメラとして進んで行くのではないでしょうか。
自ずと、志向する居場所が異なって行くものと考えています。
アマチュアの皆さん、どんどん使って、
こんなところは直せ とメーカーさんを叩こうではありませんか。
こんなカメラが欲しい とメーカーさんを困らせようではありませんか。
新しいこのカメラの将来への道筋を、メーカーさんに、指し示そうではありませんか。
更なる、購入意欲に駆られる機種の登場を願って。 あ~、出て来て欲しくはない ... (煩悩が増えて困る 本音) 。
Nikon 1 シリーズ 。
コンパクトでもなく、既存一眼でもない、 独自の道を見つけつつある のではないでしょうか。
カメラに求めるのは、撮像素子の大きさばかりではない、ボケ味一辺倒でもない、
撮像素子の小ささを活かした もうひとつの Nikon 。
ゼロ から創造される 新しい ワン。 ゼロ ワン 0 1 。
これって、正しく、デジタル。 010101 の世界。
Nikon 1 いやぁ、いいネーミングですね、これ。
個人的に、V3 を見ていると、コンパクトの存在価値が疑問に思えて来ます。
将来的な3本柱は、 FX / DX / CX もしくは FX / CX / S & P 。
私は、前者の様な気がしています。 事業的には、後者が美味しそうですが。
ついこの前に、P7700 を購入し、悦に入っている私ですが、
内部に入り込む塵の問題はどうしようもなく、今回のこれが 解決策の様な気がして、悩ましい今日この頃です。
以上、 I. への感謝と励ましを込めて。
[2014/03/15] 参照リンクを挿入
[2014/03/16] URL 変更 間違えていました
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