2014年6月3日火曜日

GIMP フォントの扱い 追加時の留意点

GIMP にフォントを追加しましょう。
フォントを変えれば、印象ががらりと変わります。
無論、文字を扱う時ですが。
普通のフォント導入とは違う観点で書いてみます。


ご存知とは思いますが、GIMP でフォントを追加する場合、ふた通りの方法がありますね。
OS 管理下の フォント専用フォルダに登録する場合 と、
GIMP 専用のフォルダに入れて GIMP のみから利用する場合 と。
色々なサイトでご紹介がありますので、その方法は、ここでは省きます。
    因みに、私は、後者の方法です。


さて、初心者の方に向けて、GIMP と 一般的な Windows ソフトでのフォントの扱い方の違いを書いておきます。

GIMP の初期値のフォントで指定されている Sans で説明しましょう。
 
私の環境では、この Sans のフォントの下に Sans Bold , Sans Bold Italic , Sans Italic と4つの似た名前がありますね。

さて、Windows ソフトの代表格 メモ帳 では、Sans は表示されなくて、MS ゴシック が初期値です。
   尚、Sans が表示されないのは、フォントの 入力言語の設定に基づいて一部のフォントを非表示にする がチェックされているからです。
ここでは、フォント名はひとつで、スタイルで 標準 / 斜体 / 太字 / 太字 斜体 を選ぶ形になっています。
ファイル名は msgothic.ttc です。 表示名は MS ゴシック です。

しかし、GIMP では、この MS ゴシック では標準 スタイル以外は使えません。
同じ msgothic.ttc に含まれる、MSゴシック & MS Pゴシック & MS UIゴシック の各々 標準 のみが使えます。
   他のスタイルがフォントファイルに含まれていないのは、 OS 管理下の フォント専用フォルダを開けば確認出来ます。
   実際は、GDI+ が内部的にフォントを加工して、これら標準以外のスタイルを提供している様です。
   フォントファイルに含まれない 斜体 等は、OS が文字表示用に新たに加工している と。
   因みに、MS ゴシック 系は Win xp までの標準文字、Vista 以降は メイリオ 系が標準で、
   メイリオ 系(Meiryo) には各種スタイルがファイルに格納されています。

この違いは、フォントの扱い方が 異なる為です。
一般的な Windows ソフトでは、OS (.Netframework/GDI+) が提供するフォントの仕組みで動いているのに対し、
GIMP は、FreeType2 という独自の仕組みで動いているからです。
フォントの指定は、
一般的な Windows ソフトではフォント名(FontFamily)+スタイル(FontStyle)、
GIMPではフォント名(fullname ?)のみ です。
つまり、リストされるフォントは、フォントを扱うソフトに応じて異なると言う事です。
フォント名も、見慣れた表示名とは異なる場合が多いですね。  例: メモ帳 では メイリオ > GIMP では Meiryo
更に、PC 上の指定場所にあるフォントを網羅しますので、他言語用のものが混ざって、膨大な数ですね。
これに、フォントを多数追加すれば、更に、凄い事に ... 。

   これへの対処は、C:¥Program Files¥GIMP-2.0¥ の某サブフォルダ中の fonts.conf の一文、
   <dir>WINDOWSFONTDIR</dir> を、
   <!--dir>WINDOWSFONTDIR</dir--> に 書き換える。
       x64 OS では  C:¥Program Files (x86)¥GIMP-2.0¥ に基底フォルダが変わります。
       以上、 やんま まのblog(仮) 参照下さい。
  
   こうした上で、GIMP 専用のフォルダに、
   追加のフォントを入れたり、
   既にあるOS 管理下の フォント専用フォルダ内のファイルに、リンクやジャンクションを張ったり、
   する事で、すっきりさせられる 様ですね。

   この方法は、正式な方法ではありませんので(推奨外)、実行実施には 、充分ご留意下さい。


さて、 フォントの追加ですが、

追加して、最初に行うのは、
なんという名前で表示されるか、探さなければ ... 。  ちゃんと、表示出来るか、試して見なければ ... 。
と言うのも、ダウンロード時やメディア内の表記と、フォントファイル名と、GIMP での表記が、一致しているとは限らないからです。
また、一部のフォントは GIMP で扱えなかったり、ファイルが破損している事があったりする様ですが。

使って見て、お気に入りなら、ずっと入れっぱなし もいいでしょう。

でも、頻繁に出番が無ければ、使う時のみ出したい という要望も。

OS 管理下の フォント専用フォルダに追加する場合には、簡単に追加・削除を繰り返すのは どうかと 思いますが、
GIMP 専用のフォルダに入れる場合は、単なるファイルのコピーです。
別フォルダにフォントを逃がしておいて、必要な時に、追加のフォントを組み込んで起動。
そんな、方法も考えられますね。
バッチファイルを作ったり、プログラムとして組み上げたり。



[2014/06/03] C:\ を C:¥ の表記に訂正。 x64 OS の行を挿入
[2015/07/01] 誤字訂正

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