WHS PC イベントビュアーを使おう ２

イベントビュアー についての続きです。
逐次記録されたイベントを閲覧するのが、イベントビュアー の働きです。
これとは、別に、タスクスケジューラー の機能で、イベントを監視して、必要に応じてアクションを起こす機能もあります。
つまり、何か起こったら、何かの対応を取る事が可能です。　（ OS は Vista 以降 ）


 イベントログへの記録をトリガーとしてメールを送信する機能が用意されている様ですね。

右欄　操作　タスクの作成...　から、新たなタクスを作成して、スケジュール出来ます。

詳しくは、以下のサイトを参照して下さい。
　
　　イベント・ログをトリガーにしてメールを送信する（基本編）　　@IT

　　注：イベントビュアー と タスクスケジューラーが連動して動作していますので、
　　　　タスクスケジューラのイベントを拾う時には、無限ループになる可能性があります。
　　　　この時には、 一旦、別のイベントログとして生成させてから、これを処理する様です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　例：Windowsログのアプリケーションログの中に



メールを送る以外にも、ソフトやバッチを起動する事も出来ますね。

WAN ( Internet ) 越しに 状況を伝えるなら、メールが便利です。
LAN ( ネットワーク ) 内の他の機器に伝えるなら、ファイルやメッセージを送るのも手ですね。
　　　ファイルと言っても、イベントログを送ると言う意味ではなく、
　　　例えば、　 20xx/xx/xx xx:xx:xx トラブル発生！　とか。
　　　メッセージと言っても、WCF を使って、プログラムを組めばで、相当、柔軟なものが作れます。
　　　何処かに、サンプル的なものが転がっていないでしょうかんねぇ。
　　　　　　　　　　　WHS2011 のアラートビュアーは正にこの WCF の賜物ですね。
　　　　　　　　　　　但し、トリガーはイベントログではないと思います。　xp も対象ですから。
　　　LAN 内は、工夫の仕方次第で、面白いネットワークが組み上がりそうなのですが、あまり、例は見ないですねぇ。
　　　　　　　　　　　見付け方が下手なだけかも知れません。

イベントの起こった機器ならば、何でも、やれそうですね。
　　　でも、実際、これを利用した例は余り見掛けないですね。
　　　先程の、メールの例が殆どみたいです。
　　　時間があったら、試してみたいのですが、問題山積みで、なかなか、順番が来そうに無いです。



[脱線]
イベントビュアーはコマンドラインからも起動出来ます。
その時の、オプションは以下の通りです。
　　Eventvwr [<コンピュータ名>]　[/v:<クエリ ファイルまたはビュー ファイル>] [/l:<ログ ファイル>] [/c:<チャンネル>] [/f:<フィルター>]　[/?]
また、通常の起動時には、以下のコマンドが割り振られています。
　　Eventvwr /s　　　（ 正確には、%windir%\system32\eventvwr.msc /s ）
例によって、　Eventvwr /?　で、前述のオプションの説明・ヘルプが表示されます。
詳しい、各オプションの指定の仕方は、このヘルプをご覧下さい。