いやぁ、実に、タイミングが悪かったです。
この時期には、自動バックアップの修正パッチが配布され、このパッチの挙動ばかり疑って追っていました。
結局は、 クライアントのディスク トラブル に繋がりました。
まさか、クライアントのディスクが不調を抱えていたなんて。
普通に使えていましたし、可笑しな挙動もありませんでした。
ただ、WHS2011 で、クライアントのバックアップが失敗する様になっていました。
最初は、冒頭に書いた様に、 修正パッチの挙動ばかり追っていました。
この修正パッチは、自動バックアップの失敗を回避するものです。
これが、Windows Update でサーバーに自動導入されてから、バックアップに失敗する様になったみたいに見えていたのです。
(実際は無関係と思いたいんですが、拭い切れない私です 。)
色々と調べても糸口は見えませんでした。そのうち、事態は、急速に悪化!
ユーザーがひとつ消え、あれぇ! この時は、管理者ユーザーは残っていました。
そのうち、管理者ユーザーが消え、一般ユーザーがカムバック! なんじゃい こりゃ!
これでは、討つすべがありません。
net user なんちゃら の呪文を唱え、built-in Admin を復活! 出来れば、この おまじない は使いたくない ですが。
もう、ぐちゃぐちゃです。 まったく もう!
ひょこっと、ディスクの smart 情報を覗いて見ると、
Reallocation Eevent Count と Current Pending Sector Count の値が 0 ではない!
単体では、もう、駄目ですね。
諦めて、WHS2011 のクライアントの ベアメタル リストア に頼りましょう!
時間的に、少し前に遡りますが、こんな不安定な状態よりは、ずっと、まし ですから。
別のディスクを設置して ... 、今のディスクも繋げられる様にして ... 。
この時点で、頭はぐちゃぐちゃ!
疲労もピーク!
操作者がこんな状態では、直るものも直らない。
案の定、ハードの入れ替えで手間取り、試してあった筈の リストア手順でケアレスミス ... 。
災難は忘れた頃にやって来る の諺通り ですね。
何とか、凌いで、元に戻しました。 うっうっ、ね、ね、ねむい ... zzz ... 。
幸い、別ドライブとして内部接続させた諸悪の根源のドライブから、バックアップの取れていなかった分も救済出来そうです。
(一部ですが、破壊されて読み出せないものがありました。)
検証や対策の間に、行った Defrag やら Chkdsk やらが、事態を悪化させていた原因の様です。
トラブルのディスクから、情報を引き出す為にも、この状況下では これらの使用は控えておいた方が良さそうです。
そうそう、smart の Reallocation Eevent Count と Current Pending Sector Count の値について。
リストア後に確認すると 最終的には、 Reported Uncorrectable Errors の値も 0 ではなくなってしまいました。
つまり、このドライブは、もう使わない方が良い状態になくなってしまったと言う事です。 .
smart 情報で、これらの値が許容値を越してしまうと、データの救出も、素人では手に負えないと思います。
今回の様に、OS の挙動が可笑しくなっても、最初は、まだ、100 以下で 注意 レベルにいます。
ここで、弄繰り廻すと 、ディスクの寿命を一気に短縮してしまいます。
そうなる前に、是非、対策を。
[参考]
今回のディスクは、OS の一部( Users Directories ) を配置した HDD で、 このパーティションを含め3つ と 未割当ひとつ からなります。
リストア後、可笑しくなった物理ドライブを接続し、その構成を確認すると、未割当 が 名無しのごんべい で割り振られていました。
正確には、 未割り当て から 拡張パーティションで 空き領域 扱いです。 こりゃ、絶対、変だぁ!
そう言えば、件の Update 後に Win 7 および Server の バックアップで、ドライブ構成がちゃんと認識されずに、
Server では再度 全てのドライブを展開し指定し直した記憶があります。
実は、Server の バックアップ でも異変があります。
ドライブ全域を指定すると問題ないのに、一部を対象にすると VHD 書き込み時に中断させられて失敗します。
やはり、きっかけは Server に当たったパッチなのか ... ? ... 。
取り敢えず、対象外の筈なのに、適応されている 件のパッチ KB2934950 をアンインストールして様子を見ます。
尚、KB 資料を読む限り、私の WHS は、このパッチが適応される筈の無い環境なんですがね。
推奨設定では自動的に、導入されている、可笑しな状況でした。
件のパッチ KB2934950 はアンインストール後に、設定ミスから、再度インストールされていましたが、
今度は問題を引き起こしてはいない様です。
手動も自動も問題なくバックアップしている様です。 さて、では、何が原因だったのか ... 。 ... 分からない。
[2014/06/02] 一部、校正
[2014/06/04] KB2934950 は再度インストールされ、今度は、問題を起こしていません。
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