少し書いてみましょうか。 例では、製作過程の片鱗が覗える様にしました。.
GIMP で作れるものは GIF Animation です。 GIF アニメ。 アニメーション GIF。
基本的には、ブラウザ上での再生となります。
wikipedia 先生によりますと、 GIF Animation ( Graphics Interchange Format ANIMATION ) は、
動画ファイルではなく画像ファイルの拡張。
古くから ウェブブラウザ で サポート。
音声は未サポート。
256 色のみのサポート。
閲覧環境は限定的。
こんな特徴を持っています。
所謂、ぱらぱら漫画 として、紹介される事が多いのは、ご存知の通りです。
でも、静止画が動くのは、やはり、魅力です。
良く、ブラウザ上で、勝手にアニメーションしているページがありますが、これは GIF Animation が多いですね。.
今回の様に、色数を限定した、モノトーン画像の素材は、GIF Animation に ぴったり です。
丁度、前回、複数レイヤーを使って、画像を作りましたので、
これの表示(可視)の切替をする事で、簡単に、アニメーションが出来上がります。
イメージ的には、スライドショー で しょう か。 う~ん、くさぁい、洒落!
前回 の 製作過程の片鱗が覗える様な感じで 作って見ましょう。
作る上で、そのイメージを膨らませるのは 重要 です。
今回は、白無地の背景をスタートに、徐々に文字が浮き上がり、グラデーションした背景が出て、
そこに、写真がモノトーンで差し込まれる そんな構想で 行きます。
所謂、コマ割り という 奴 ですね。
作業手順は、
1. 別画像を用意する。 (例:xxx_Anime_Frame.xcf)
2. 元の画像のレイヤーの可視属性を切替ながら、可視部分をコピーする。
3. 別画像にペースト (クリップボードからレイヤー生成)する。
4. 2. 3. を繰り返し、必要なコマを揃える。
5. 別画像で、フィルター(R) > アニメーション(I) > GIF 用最適化(G) と進む。
6. 新規画像が作成される。
7. 各レイヤーの名称 (100ms) の部分を (1000ms) 程度に変更する。 (全レイヤー対象)
8. 一応、この状態で、名前をつけて保存する。 (例:xxx_Anime_GIF_Fix.xcf)
9. もう一度、拡張子 .gif で保存する。 この時、アニメーションとして保存 にチェック。
10. これで、完成。 ブラウザにファイルをドロップすれば、自動で再生します。 (サイズ調整も自動)
留意点は、
標準のコマ間隔は 100ms と短く、 あっという間に、画像が切り替わってしまうので、 コマ間隔を伸ばします。 (7. 参照)
1000ms は 1 秒 。 必要なら、調整。
標準の 100ms は、動画で動きを現す時の値。
各コマの再生は、各レイヤーに対し 下から上へ と 進みます。
GIIF は 色数が少ないので、カラフルなものでは、要注意 です。 減色される場合あり。 (一般的な留意点)
一般的には、あまり、大きなサイズでは作らない です。
(アップロードサイズの制限 と ページ読込速度の関係 / 自分のブラウザ上のみなら無視可 max w:1900 px ? )
尚、
8. xcf で保存の前に、再生して、出来具合を確かめる事が出来ます。
この辺りの事は、以前、 GIMP GIF アニメーションを自分で (1) 煌き で書きましたので、見て見て下さい。
参考までに、出来上がり のものと、 各作業でのレイヤー構成(一部)を載せて置きます。
GIF Animation |
スライドショーをサポートするソフトの簡便さには勝てませんが、慣れれば、相当凝ったものも作れると思います。
お暇な時に如何でしょうか。
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