2014年12月3日水曜日

第39回 腰痛と対策

実は、腰痛持ち です。  そう、ぎっくり腰 常習者 あるいは 慢性化した筋膜性腰痛症 罹患者 です。
流石に、急な一撃で蹲り、そのまま動けないと言う事は ほぼ ありませんが。
でも、それは、忘れた頃にやって来ます。
時間と共に酷くなり、全身の筋肉が壊れた様になってしまいます。


最初の ぎっくり腰 は、重いものを持ったりして、急に訪れますが、
                              それ故、ドイツ語では、 魔女の一撃 と呼ぶのだとか。
最近の慢性化したそれは、何となく、 あっ、やばっ、 と、予兆 があったりします。
ストレスが腰部に溜まり、筋肉が悲鳴を上げ出しているのが、実感出来ている場合が多いです。

ですから、慢性化した方に聞くと、 重いものを持っていない時に なる と言います。  そうです。
寧ろ、 重いものを動かす時には、気を付ける癖が身に着いており、 案外と、大丈夫なものです。

では、どうして、前触れがあるのに、避けられないのか。
どうしようもない ですね。
  ばか です。
  あほ です。
  畜生 です。
  学習能力 ゼロ ですね。
            懲りないねぇ~ って処です。

唯、弁明の機会を戴けるとすれば、
       此処の処、危なそうなので、  重いものは持ちません。 あっそれも駄目です。 家に帰って寝ていま~す。     
       なぁんて、言って、 事前回避 出来れば ... 。
       う~ん、無理!
そう、 意味の違う  無理が通れば道理引っ込む ですね。  これじゃぁ。

然るべくして、事態発生 と相成ります。
結局、同じ事。

覆水盆に返らず で、 起きてしまった事を ぶつぶつ 言っても、故障は治りません。



さぁ、治すぞぉ~!


安静が一番。
腰に加重が掛からない様に、寝ている (横になる) のが最高です。
2~3日、静かにお休み出来れば、楽なんですけれど ... 。   治りも早いし ... 。
しかし、諸般の事情から、そうも出来ないのが 人の世。


腰に負担を掛けない。
腰痛は、極端に言えば、 腰周りの筋肉が切れている訳ですね。
切れるから 炎症 を起こしています。
そこで、普段の生活を無理に続ければ、 炎症が拡がる 寸法です。
腰に掛かる力を 分散する 事を考えます。
                          横臥 然り。
                          コルセット 然り。
腹筋や背筋もダメージを受ける事が多いので、
上体を腕で支える 事が肝要です。  歩く時もお尻を両手で持ち上げるイメージで歩けば少しは楽です。
お医者さまは 良く 静かに寝ていろ って仰いますけれど、
なかなか、そうもいかないのが、通例ですね。
兎に角、腰に楽な姿勢を見付けましょう。


痛みを感じたら、暖めない。 冷やす。
これは 重要 です。
筋肉が硬直している場合に暖めるのは、血流改善の効果がありますが、
痛みを感じる段階になれば、炎症がありますから、逆効果です。
炎症を起こしていない部位にも、炎症が拡がってしまいます。
スポーツの後のアイシング の要領で、兎に角、早めに、冷やす!
タオルと氷 の例や、 熱放出ジェルのシート 等で、患部を冷やしましょう。
感覚がなくなる位に冷やす のがコツの様で、10 ~ 15 分位当てて、を繰り返します。
度を越すと、凍傷になりますので、ご用心。
可能なら、お風呂もパス あるいは 手短に。  長湯をして悪化する事があります。


痛みが治まれば、暖める。
急性期 (なった当初) が過ぎて、 痛みが取れて来れば、
湿布薬 外用薬 のお世話になります。
それと共に、血流改善を目的に、患部を温めます。


あっ、そうそう。
忘れていました。
ぎっくり腰 は、静かに横になり、横臥の姿勢を取れば、痛みを感じない筈です。
姿勢によってはズキンズキンですが、必ず、楽な姿勢がある筈です。
お医者様は、恐らく、自然治癒を待つ 方針で、治療 なさる筈です。 

もし、どの様な姿勢を取っても、痛みを感じる場合 には、別の病気が原因である事も疑われます。
その場合には、然るべく 早急に、医療機関を受診なさって、お医者様の指示を仰いで下さい

痛み は、体 から あなた への お知らせ です。
良く、鎮痛剤を飲んで とありますが、余程でない限り、これは お勧めしません。
痛いのは無理をしている証拠だから。
痛いのは おとなしくしていなさい と言う 体からの警告 です。 
                                          そこで無理をすれば、... 、分りますね。


と、今、痛い腰を押さえながら、書いてます。
よせば いい のに。  ね。



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