家庭用のプリンタにしても、写真屋さんのプリントにしても、 少し、雰囲気が違いませんか?。
違わない! ... あっ、そうですか。 可笑しいですねぇ。
実は、縁無し(フチなし)で印刷すると、少しばかり、違うのですが。
確かに、大抵の方は、その違いを、余り、意識されてはいないのでしょうね。
気になる方は、フチありで、 撮影した画面の全てが印刷される様 になさっている事と思います。
撮影機材と印刷機材では、その縦横比 (アスペクト比) が 違っています。
撮影したコマは、カメラの撮像素子の制限や設定から、ある比率になっていますし、
印刷用紙は、用紙の規格で、また別の比率になっています。
双方の縦横比が違うので、 どちらかに合わせる 訳ですね。
まぁ、普通、 印刷時に 自動調整 されて、どちらかの2辺の端が少しばかり切り取られた形で 紙焼きの形になります。
これが、トリミング。
私は、穏やかで優しい (?) 性格ですから、 大抵の場合、 あっ、 その様に切ってくれたのね♪ と ... 。
でも、時には、 ばっか やぁろぉ~ 何で そのを切るのよぉ~ :( って。 プンプン。 いやいや、冗談。
この様に、縦横比を弄って、画像を操作する事は、まま、あります。
自動調整の結果に満足していれば、そこで おしまい ですが、
折角なら、思った様に、操作したい となれば、 トリミングの作業は避けられません。
写真の紙焼きに限らず、 指定の場所に指定のサイズで 画像を嵌め込む 様な時にも、必須ですね。
例えば、 時期的に、年賀状ソフトでの写真スペース であるとか、 (もう、作成ではなく、受け取ったものを眺めるでしょうか。)
この Blog のトップの タイトルバックの背景写真であるとか、
プロフィール写真やアバター等の作成であるとか、
... 。
考えると、結構、出番はありそうです。
無論、
トリミング専用ソフトや写真のリサイズソフトをお使いであったりすれば、
それで、用は足りてしまいます。
そこで、質問。
そのソフトには、 jpg ファイルの 品質 を細かく指定して、ファイルを書き出す機能がありますか。
jpg ファイルは、編集に対して、品質劣化し易い特徴があります。
もし、作業して吐き出したファイルの容量(サイズ)が大幅に減少して 画像にご不満がある様でしたら、 ソフト変更のご検討を。
さて、本題。
トリミング、その前に。
画面内に 不要なものが入ったから それだけをカット と言う場合を除いて、
各規格の縦横比を頭に入れておくのは、いい 事です。
以下に、主要なものを纏めます。
Item | AspectRatio | (Approx.) | Description |
---|---|---|---|
SDTV | 4 : 3 | 1.33 : 1 | 640px x 480px (NTSC/VGA) 768px x 576px (PAL) 1024px x 768px (XGA) |
HDTV | 16 : 9 | 1.78 : 1 | 1920px x 1080px 3840px x 2160px (4K (UHDTV)) |
CompactCamera | 4 : 3 | 1.33 : 1 | depends on the model |
Camera (incl.135Film) | 3 : 2 | 1.50 : 1 | depends on the model |
A4/B5 etc. | √2 : 1 | 1.41 : 1 | same irrespective of the size |
PhotoPaper L | 1.43 : 1 | 89mm x 127mm | |
PhotoPaper KG | 1.49 : 1 | 102mm x 152mm | |
PhotoPaper 2L | 1.40 : 1 | 127mm x 178mm | |
PhotoPaper キャビネ | 1.38 : 1 | 130mm x 180mm | |
PhotoPaper 六切 | 1.25 : 1 | 203mm x 254mm | |
PhotoPaper 四切 | 1.42 : 1 | 254mm x 305mm | |
PhotoPaper A3ノビ | 1.47 : 1 | 329mm x 483mm | |
PhotoPaper 半切 | 1.21 : 1 | 356mm x 432mm |
これを見て戴ければ、結構、まちまちなのが お分かり戴けるかと。
カメラでも、コンパクトと一眼では違いますし、
紙も、A&B 規格と 写真用紙 とでは違います。
写真用紙に到っては、サイズ毎にバラバラです。
さて、これらの前提条件の下、次回は、GIMP での トリミングを考えて見ましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿