2015年6月13日土曜日

第48回 美意識と判断基準

写真を撮っていると、感じます。
おっ、これ、いい。  と、ね。
ある意味、自分の美意識で選択した結果ですね。
さて、美意識って、 何でしょう?。


美しい と思う 心。

美意識は、こう、説明されたりしますね。


必ずしも、俗に言う、美しいもの だけではない気もしています。
美しい には ふた通り あるのではないでしょうか。
 文字通り、万人に共通する 美しさ、 と、
 極めて、個人的な 美しさ、 と。

あっ、言い直します。  万人 ではなく、 大抵の方 ですね。
必ず、天邪鬼がいて、でもぉ~ って言い出しますから。  世の中ってそんなものです。


そう言えば、諺の類で、
  美人(美男)は三日で飽きる ブス(ブ男)は三日で慣れる
なんて言うのも、あったりします。                 それにしても、凄い (?) 諺ですねぇ、これ。  意味深。

おっとぉ~、また、いつもの 脱線 ... 。
今回は早めに戻りましょう!。


人の嗜好はそれぞれ です。
みんな が、同じ様に、感じる事の方が 珍しいのかも知れません。
十人十色。

美意識も同じです。

整然としたものや 左右対称に 心惹かれる方もいれば、
不調和や雑然さに 魅入られてしまう方もいます。

良く、日本的な美意識の特徴は その空間の(間の)取り方にある 等とも喩えられますね。
一見、無駄と思われる様な部分が、全体を引き締め、雄弁に物語りや主張をするのは ご存知の通りです。


では、何故、感じ方に違いが出るのでしょう。

よく言われるのは、育った環境や文化の違い 等と言う言葉。

でも待って下さい。  似た状況下でも、違いは生じます。
個体差 なのか。  個性 なのか。

そんな単純に片付けられれば、楽なのですが ... 。

感受性は、経験と他人の反応によって築き上げられます。
いいと思うと、それを他に伝え、その反応を見る訳ですね。
その繰り返しが、その人の、感受性を作って行きます。
そして、同じ様なものを見付けると、敏感に反応して、記憶に刻みます。
俗に言う、感性が磨かれると言った状態でしょうか。

褒められて育つ と言う言葉がありますが、 感性も同じでしょう。

  いいねぇ~!。  えっ、そう?。  それじゃぁ、その路線で行って見るかぁ。
こんな事は、日常茶飯事ですね ... 。
  そんなもの どうでも いいや!。
それも、ご尤も。   選ばない と言う 選択 をした訳で ... 。
  人の目なんか構わないや!。
それも、結構。  人の噂も七十五日。  独立独歩。   ユニークこそ人生 ... 。  

そうした積み重ねで、選んだ結果が、 あなたの感性。

周りの人に導かれて出来上がったものが あなたの 美意識 と 判断基準 です。


美意識と言っても、何も、芸術や文化に限りません。
服選びや 小物の購入 曳いては 住宅や車や家具の選択 迄、
ありとあらゆるものの 選択 に、美意識と判断基準は作用します。
仮に、見た目・外観を気にしない と言う選択肢も、 立派な 判断基準 ですから。
  少なくとも、 こりゃぁ 酷い、こんなのは選ばないぞぉ~、 と言った判断は下さない 訳ですものね。


  大体、美意識 って言葉が大袈裟なんですよね。  そう、センス とでも読み替えて下さい。  って、もう直ぐ、おしまい なのにね。 


    一体、何、書いてんだろ ... 。
    入梅で、ノー味噌 の中が くさっち まった かな ... 。

    取り止めもない 文章に 最後まで お付き合い 下さり、 ご愁傷 さま ... じゃぁなかったぁ~ ... 御礼もうしあげます。

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