2015年8月18日火曜日

WHS Client Restore の RestoreCDInst.exe エラー

Windows Home Server 2011 (WHS2011) だなんて今更ですが。
Client の Restore の機能は便利ですね。
でも、頻繁に使う訳ではないので、エラーを吐かれて、作業が中断したりすると、 焦ります。
今回は、Restore で起動した WindowsPE の実行段階での  RestoreCDInst.exe エラー についてです。


実は、当初は、この夏休みを利用して、Windows 10 への移行を試すつもりでした。
しかし、直前になって、一年で一番暑い時期に、情報もまだ少ない時期に、PC をフル稼働する事になるのは避けた方が良いかと。
もう少し、涼しくなってからでも、遅くはないだろうと。
その為に、準備を、綿密に進めて置こうと考えたのでした。
でも、実は、実は、 かなり、ハードな作業に出くわす事になります。
キーボードの不調と WHS2011 Client Restore の不調です。
かなり、バタバタと、Client と Server とが、長時間、フル回転する羽目になります。
こんな事なら、十分に、Windows 10 への移行を試行出来る位の作業量になってしまいました。  また脱線が長いですね。

今回は、その WHS2011 での、Client の ベアメタル・リストア(Bare Metal Resore) を試みた時の出来事です。
  Client OS の整合性が狂ったものと判断し、リストアを決断したのですが、
  実際には、 キーボードのハードトラブルであった様で、 キーボード交換で事無きを得ました。  別投稿に纏める予定です。.
  つまり、仮に、リストアしても、状況は改善されなかった可能性が大です。

リモートで実行した Dashboard から、該当 Client の リストア 用のコンピュータ回復キー を USB メモリに展開します。
勿論、WHS2011 に付属する リストア CD からも、起動して実行が可能です。
しかし、LAN 関係の デバイス ドライバ が、別途、必要な為、何れにしても、USB メモリで準備する事になります。

さて、ここで、重要な点。

USB メモリからブートする時の留意点は、 挿し込むポートに配慮する  です。


これを守らないと、以下の様なメッセージが出て、動転する事、必須です。  語句は不正確です。.

RestoreCDInst.exe エラー

例外 Unknown Software exception 0xc0000025 が
アプリケーション の 0xff05b477 で発生しました。

    0xff05b477 は環境依存のアドレス値 です。     

平たく(簡易に) 書きましょう。

マザーボードに直結(直付け)した USB 2.0 の ポートに USB メモリを 挿す 事です。
今回のエラーは、 ポートに接続した 外部 USB ハブ(オン オフ スイッチ付き) に挿した事が原因でしょう。
外部ハブのポートから 読み出された 実行ファイルが 起動され 内部処理を行う 折に、整合性を保てていない様子です。
  これに、気付くまで、かなりの時間を無駄に費やしました。
  想像の範囲ですが、
  外部ハブ経由で 起動された OS WindowsPE が、リストアのプログラム RestoreCDInst.exe をロードする際に、
  OS (WinPE) の根幹的な問題として、何らかのライブラリか設定ファイルに辿り着けない印象です。
  検索では、エラーコード 0xc0000025 は 致命的なエラーにより 実行を中断された とあります。
  通常の プログラム エラー と異なり、OS 深部 で事が起こっている印象もありますね。
  直結ポートが OK で、外部ハブ上ポートが OUT と言う事から、
  Server で作成した 回復キー USB メモリ は、 リストア実行時に ハブ上のポートを認識出来ていない事が考えられます。
  尚、検索すると、 直結 USB 3.0 のポートでも OK と言う情報もありますが、試していません。 .
CD から 起動する場合には、 光学ドライブを見失う事は無く、 正常に起動されます。



因みに、 本題と関係ない事ですが ... 。
回復キー を作成する上での ちょとした 工夫を。

USB メモリに、 アイコンを保存し、 Autorun.inf で これを指定しても 問題は ありません。
個人的には、リストア専用のアイコンを作成して、他の通常の USB メモリ のものと、判別出来る様にしています。
USB ブート時には、xxx.ico も Autorun.inf も無視されますから、問題ない 筈 です。
この方法なら、他の USB メモリ と区別出来て 良い ですよ。  Explorer で アイコンが表示され確認出来る。.

また、 LAN 絡みのファイルを保存する場合、
ルート直下にフォルダ( 例 U:¥LANDriver ) を設けて、ここにセットアップファイル(フォルダ)を収めます。



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