様々な拡張機能を齎してくれますので、推奨のものを幾つか導入されている方も多いでしょう。
便利だからと言って、入れ過ぎは GIMP の起動が重くなるので、考えものですが ... 。
でも、それ以外にも、注意すべき点があります。
スクリプトは、 大御所やベテラン から 私の様な ずぶの素人 迄、 何方でも記述し利用が可能です。
言い換えれば、 そのレベルに大きな差がある と言う事。
登録される関数名が衝突すれば GIMP の挙動が可笑しくなる事すらあります。
膨大な数のスクリプトが存在し、 何を採用すれば良いか迷う事もありますね。
ですから、 これだけ入れておけば大丈夫 と言った類の 記事が 沢山 存在します。
試しに使って見る それは良い事です。
使わなければ、 自分に合っている 若しくは 利用価値が高いか否か は判断が付かないからですね。
でも、皆さんの GIMP 、 この様に、試しに入れたスクリプトが そのまま なんて事がありませんか?。
偶には、取捨選択をして、 不要なスクリプトを外す のも重要ですよ。
そして、スクリプトの中には、 膨大なシステムを組むもの迄あって、 複数のメニュー項目(機能)を提供するものもあります。
導入しているスクリプトが数個の場合には、 どの項目が どのスクリプト なのかは把握していると思います。
でも、数が増えて来ると ... 。
また、スクリプトは 提供者の考えで、様々な項目下に 登録表示されています。
使いたい機能を探してメニューを行ったり来たりと言った経験がありませんか?。
ここに入っているのじゃぁないかな と思っても、別の場所だったり ... 。
ある程度、スクリプト Script-Fu を書いた経験があれば、 この表示場所を 自分の環境に合わせて書き換える事も可能です。
万一に備えて、オリジナルのバックアップは忘れずに!。
留意点は、日本語の使用 です。
英語圏の方がお書きになったものも多いので、
そのままの利用は OK でも、 書き換えで 日本語を混ぜた為に 可笑しくなるケースもあるでしょう。
出切れば、
ちゃんと、 エンコード(文字コード)の確認出来る 専用の テキスト エディタ を使い、
英数半角のみで、 記述を書き換える様にして下さい。
日本語を使わなければ、エラーを吐く可能性は低いとは思いますが ... 。
勿論、 Script-Fu の文法を遵守した、正常な記述での書換えですよ。
さて、やっと、 本題。
あまり、Script-Fu に詳しくない方が 既成スクリプトの メニュー項目を変更する場合の 手順を。
- 実行時の表示場所と表示内容 (表示名) をメモしておきます
- 専用エディタでファイルを開きます
- エディタの検索機能を使って、コードでの該当場所を探します
- 書き換えます
3.を補足します。
検索項目は (script-fu-register または (script-fu-menu-register です。
これで、該当する関数の箇所を探して行きます。
関数名はここではあまり関係ないです。 と言うか、気にせずに済みます。
探すのは、表示名 だからです。
(script-fu-register は (script-fu-register "関数名" "表示名" "詳細説明" ... ) です。
(script-fu-menu-register は (script-fu-menu-register "関数名" "表示場所") です。
表示名に / の階層が含まれていない場合は、必ず、(script-fu-menu-register がその後に続いている場合が多いです。
改行(多くは LF)の挿入は任意なので、次以降の行にある事も多いです。
でも、訂正時に、 各パラメータを区切る 半角スペース を忘れずに!。
複数の項目がひとつの階層に登録してあっても、 階層名の変更はすべての項目に対して行います。 そうしないと、元の階層名が復活。.
尚、以下の投稿も参照して下さい。
エディタに関して: GIMP Script-Fu (1) 書き出す前に
スクリプトの構造: GIMP Script-Fu (2) 雛形と進め方
メニューの場所: GIMP Script-Fu (7) Script の表示場所
まぁ、個人的な意向としては、 可能な限り、オリジナルは弄りたくないのが本心ですが ... 。
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