実は、私、あまり使わない 標準ズーム があります。
これは、後から補充したレンズなのですが、色々な理由から、普段使いではない 位置付け でした。
存在すら忘れ掛けていたのですが、ひょんな事から思い出し、使ってみる事に ... 。
何かピントが合わないなぁ~ と思ったのですが、 実は、カメラ側の調整不足でした。
そのレンズは、 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm f/3.5-4.5G IF-ED です。
今となっては、時代遅れの、VR(手ぶれ補正)も付いていない 旧式の レンズです。
同じ様な位置付けの 標準ズーム AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR も所有しており、
こちらが常備利用のレンズになります。
どうして購入に踏み切ったのか? ... 当時の記憶を遡れば、 18-105 のフードは 望遠端で 働いていないとの印象があったからです。
奇妙な事に、このふたつのレンズの 既定フード は同じ HB-32 なのです。 ?。 ... ! 。
レンズ構成も、スペックを比較して戴ければお分かりの様に、VR 機構を除けば、 18-70 の方が豪華 (?) です。
少し、明るいですし ... 。 キットレンズ扱いだったので、お値段も手頃だし ... 。
しかし、18-105 ですら望遠端の長さが少し足らないと思っていましたので、
最初に補充したレンズは AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED です。
そして、この望遠系の広角端に合わせて、 18-70 を予備にした訳ですね。 既に、新品販売は終了でしたので ... 中古(新同)です。.
買ったは いい が、 そのまま冬眠状態でした。 あぁ、馬鹿 無駄 ですね。.
基本的に、ズームは、光学特性的に無理があります。 カバーする画角が広がれば広がる程(高倍率な程)。
そして、付属するフードは1種類。 そりゃぁ、無理がありますって!。
購入しても、出番が少なかったのは、 手ぶれ補正なし と 望遠端のもの足りなさ(上の文と矛盾しますが) からです。 馬鹿ですね。.
望遠側に寄れば寄る程にぶれ易くなるので、ズームレンズでは手ぶれ補正機能が重宝します。 一般的には。
また、もう少し、引き寄せて撮りたい と言うケースは意外と多いものです。
ですから、キットレンズは 手ぶれ補正付きで ある程度 高倍率の 軽めのもの が主流になる訳で。.
脱線 序でに、 18-105 で 105 の時、 70-300 のフードを付けて逆光撮影した経験があります。
それは、不要な光線を遮り、とても、良好な画像を得る事が出来ました。
面倒ですから(2台を携帯し 心に余裕が無いと この様な冒険は出来ません)、めったにしませんが。.
序でに 序でに、 ズームは高倍率になれば便利ですがアラが目立って来ます。
単焦点が画質が良いのは分かっていますが、 ズームの無段階に変化する画角の魅力には勝てません。
低倍率の広角・標準・望遠と3つの組み合わせが妥当なのですが、手頃な価格帯での提供をするメーカーは少ないですね。
どうしても、高性能・高価格・重量級・がさが大きい ものになってしまうのです。 商品構成上、止む終えないとも思いますが。.
さて、ピントの件に戻りましょう。
どうも、撮影していて、画像が眠い気がしていたのです。
最初、18-70 は手ぶれ機構が無いので、ぶれているのか? と思っていました。 無論、ぶれコマも沢山ありますが。.
でも、ある被写体を撮影していて気付いたのです!。
撮影後、カメラのモニターを拡大モードで覗き込む事、暫し。
後ピン じゃん!。
ん!。 このカメラ (Nikon D7000) 確か、 AF 微調整 あったよ なぁ!。
いそいそと、 普段あまり弄らない カメラのメニュー項目を辿れば ... 、 あります、あります。
マニュアルや解説書を読まなくても、 試行錯誤で、値を追い出せますね。
自然光下で、望遠端、最短距離、絞り開放、 で合わせました。
何もしていなかった時と較べ、 その差は 歴然 でした。
その数値は、決して大きな値ではないので、 レンズに欠陥的な誤差が あるとも思えません。
メーカーのサービスセンターに持ち込めば、恐らく、調整不要の正常範囲なのでしょうが ... 。 でも、やはり、ずれてる。.
やはり、 レンズのピント精度にも 個体差 がある! と言う事なのでしょうね。
当たり外れ がある! これは運次第なのでしょうね。
差し当たり、他のレンズでは、この様な印象は少ないので、トライしてはいませんが、
何か、怖い気もしますね。 ずれていたら どうしよう ... 。
もし、写真のピントでお悩みなら、 カメラの機能に微調整の仕組みが備わっていれば、 一度、試されるのも良いかも です。
Nikon さんで言えば、 D7000 系のカメラ以上のクラスがこれに該当する様です。.
調整で困っても、メーカーさんのオーバーホールでは値に範囲がある為、なかなか、思う様な結果を得られない と言う事が、
Internet で検索すると分かると思います。 精度の範囲の問題。.
別の見方をすれば、
大抵の機種はモニターでのピント合わせ(コントラスト AF)が可能で、
これの精度の方が ファインダー(位相差 AF) より 優れてはいるのですが、 どうも、ホールドが ... 。
合焦速度が ... と言う方もおいででしょう。.
0 件のコメント:
コメントを投稿