クリーンインストールですから、 OS が入っているだけの状態ですね。 ドライブレターもぐちゃぐちゃです。
今迄の使い慣た様々な設定は 白紙 状態 です。
でも、この方法では、 以前のデータは 別のドライブに残っています。
ですから、 最初に行うのは、 OS の調整と ソフトの導入 ですね。
先ずは、使い慣れた ソフトのインストール と行きたい処ですが、
私の環境では、 ネットワーク内に、 ソフトのインストローラを格納した 共有フォルダ があります。
ソフトがアップデートされる都度、 共有フォルダ に蓄積する様に して来た その本領を発揮して貰いましょう。
その為には、現在、スタンドアロン状態の、 クリーンインストールした Windows 10 をネットワークに参加させなければなりません。
ですから、最初に行うのは、ネットワーク構成 ... 。
2.1 ユーザーの追加
いや、待った。
ユーザーの追加 が先ですね。
一般ユーザーと 予備の管理者をユーザーに加えます。
Microsoft アカウントでサインイン ではない、 他のユーザー で登録しました。
GIMP 使いの私は、 アカウントに日本語は使いません。 フォルダ名に 日本語が混ざると トラブルの元 なのです。.
設定 > アカウント > 家族とその他のユーザー 画面で その他のユーザーを追加 を選びます。
このユーザーのサインイン情報がありません を選びます。
アカウントを持たないユーザーを追加する で進み、 続く作業を完了します。
尚、ネットワークの共有資産を利用する為には、パスワードが必須になります。
パスワードを入力せず Enter を押して、パスワード無しのアカウントを作成すると、この様な制限が生じます。 後から変更可。
2.2 ドライブ文字列の変更
次に、ドライブレター( C: とか D: とか F: とか G: とか の文字) ですが、
作業自体は、もっと後でも良いのですが、 この説明では、ここで、固定します。
また、この作業は、必須ではないのですが、クリーンインストールしたマシンでは ドライブレターが 目茶苦茶 になり勝ちです。
分かり易い順番で並んでいて欲しい と思うのが 人情 です。
ディスクの管理(diskmgmt.msc) で文字列を入れ替えて行きます。
Win + R キーをキーボードからクリックして、 diskmgmt.msc と入力します。
ディスクの管理 が開きますので、
該当ボリューム を選択し、 右クリックし、 ドライブ文字とパスの変更 を表示させます。
変更 で、任意の 使われていない文字列 を選んで行きます。
尚、 既に、ユーザー用のデータを格納するドライブ 恐らく C: は、
前回のインストール作業で レジストリ内に値設定されていますので、 変更しない で下さい。 OS が壊れてしまいます。.
2.3 ネットワーク構成
それでは、 ネットワーク構成 に 移ります。
ちょっと、特殊だと思うので、 関係無いと思われる方は この部分は 読み飛ばして下さい。
このマシンは、 メイン PC です。 更に、Internet 環境は USB 接続した Pocket WiFi です。
ネットワークケーブルに繋がっていれば、普通、そのままで認識されるのかも知れませんが、
この環境では、 認識されていないネットワーク に繋がり、 USB 接続の WAN 側は LAN 側とは 独立しています。
つまり、 ローカルネットワーク (LAN) 内の 他の PC は Internet にアクセス出来ません。
これを解消する為に、 双方のネットワークをブリッジ接続 する必要があります。
詳細の説明は省きますが、 作業すると、ひとつのネットワーク接続に纏められ、 認識されていない が解消されます。
こうして、 以前のネットワーク環境を取り戻して置いてから、 OS の基本的な設定 と ソフトのインストールです。
あっ、 重要な事柄を書き忘れていますね。 OS の認証!。
Internet に接続される事によって、 Microsoft のライセンス用サーバーに自動でアクセスして、認証が確認されます。
何かトラブルが生じていると、確か、有効期限付きの OS となってしまう筈なので、 必ず、ご自分でも、確認して下さい。
スタート > 設定 > 更新とセキュリティ > ライセンス認証
2.4 OS の基本的な設定
ここから暫くは、普通の Windows 10 のインストール作業です。
巷に沢山の情報が溢れていますので、項目のみ、簡単に書きます。
色々な考え方や方法があるので、参考用として、ご覧下さい。
設定項目 箇条書き
- 作業用フォルダの設定を別ドライブ下に
- 電源 高速スタートアップを無効化 (電源の完全断を可能に)
- デフラグ無効化 (別ソフト使用の前提で)
- システム保護有効化 最小限の容量を設定 (不定期のデータ蓄積 以前のバージョン を利用可に)
- Internet にアクセスして、データ更新する可能性のある OS 標準ソフト ? (OneDrive/WindowsMediaPlayer) への対応
慌てて、データを移行しない様に ... 。 そのまま何もしないのが正解 ! 。
2.5 ソフトのインストール
私の環境では、 ネットワーク共有フォルダに ソフトのインストーラーが保存されています。
必要に応じて、そのバージョンを選択する事も可能です。
ネットワークの速度は GbE ですから、快適です。 私には。
共有フォルダを ネットワーク から 開き、 該当するインストーラーをダブルクリックして行くだけ。
注意点は、古い .Netframework 3.5 を使うソフト。
インストールメディアの中に格納してあるので、 これを OS に入れないと使えません。
詳細は 別投稿 : PC Win10 .Netframework 3.5 導入 を参照下さい。
尚、クリーンインストールとは関係ありませんが、 インストーラーを保存して置く時の事について です。
インストーラーの名称は様々です。
x64/x86 別に存在する場合、 その名称にその旨が明記されていれば良いのですが、 無ければ改名して置きましょう。
また、Windows 10 でも、 ISO をドライブへマウント が可能なので、 光学メディアで提供されるものは、ISO 化して保存が可能です。
更に、インストール作業に特殊な留意点があった場合、 その内容をファイルに纏めて、同じ場所に保存して置くのもお薦めです。
ソフトの自動更新機能が増えている分、今回の様な、新規導入時には、その留意点等、忘れているケースも多いですから。.
必要に応じて、ソフトの初期設定も済ませます。
さぁ、これで、 OS と アプリ の準備が整いました。
以前のデータは、 ユーザープロファイルとは異なるフォルダ(昔のユーザープロファイル) 上にあるので、
不便感は否めませんが、一応、使える様になっている筈です。
昔のデータには、新しく設定したユーザーがアクセスする権限はありません。
アクセス権を取得して置くと、 暫定的に、利用が可能になります。 詳しくは次回で。
最後に、データの移行について、 PC windows 10 SSD+HDD クリーンインストール (3) で纏めます。
[2016/05/02] 前回の投稿名をリンク化
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