2017年8月25日金曜日

Nikon D810 Comes!

あっ、 時期がら、 D850 ではなく、 D810 です。  残念ですが ... 。  :) 。
とうとう、 FX (所謂 フルサイズ) のカメラに手を出してしまいました。
一眼レフでは、何と、6年使った DX 規格 (APS-C 同等) D7000 の次になります。
入れ替えではなく買い増しです。


馬鹿ですねぇ。
これで、 D90 D7000 D810 と3台も揃って仕舞った事になります。
首から皆を掛ければ、 首が曲がるか 首が折れるか ... ?!。
皆、良いカメラです。
D90 も。  D7000 も。
連れ出し使い倒し、 傷だらけ の ボロボロ です。
D7000 に至っては、主力で酷使している期間が長いので、
表面が 摩耗で てかてか 塗装面離脱(剥離) が目立つ様 になって来ています。
でも、別に、撮影するには、不都合はありません。
でも、流石に、もう少し! を望む様にもなって来ていました。

思い返せば、

コンパクトから一眼に変えたのは、 背面モニターでは思ったフレーミングが出来ないからでした。
薄暗いは 像がぶれるは バッテリー上がるは で クタクタ でした。
そこで、手頃な一眼を物色し、 D90 と出会いました。
懐かしい感覚が蘇った瞬間です。

D90 から D7000 に移行したのは、 ファインダーの視野率でした。
100% でないと ... 。
嘗ての フィルム時代 の経験から、 ファインダーぴたりでフレーミングする癖があり、
フレーム周辺に剥ぎ取った筈の不要なものが顕著に表れたのです。
フレームを囲う様に電線が横切った絵の頻出が決定的!でした 。  ファインダーで切った筈なのに です。
これでは精神衛生上 宜しく無い! と新機種 D7000 を渇望したのです。

そうこうして、丸6年が経過します。

でも、 買い替えなかったのは理由があります。
これらの機種で十分だったのです。

しかし、 やはり、 不満だってあります。
細々としたカメラの仕様的な設計上のものは棚上げしますが、
大きなものは ピントと細部の表現力 です。
DX の限界なのでしょうか?。
中級機の限界なのでしょうか?。
セットレンズの限界なのでしょうか?。
何れにしても、 撮っては削除、また、 撮っては削除 の コマ が増えて来ていました。
思った様な絵が排出されない もどかしさ は 腕不足 も相まって、 ストレス に変わって行きます。

これらのカメラやレンズの名誉を汚すと嫌なので、書いて置きます。
決して何時も こうなる訳 ではありません。
光量が十分にある場合等、 とても綺麗! に描写します。
大抵は 写し直し等は必要ではありません。
問題は 劣悪環境時や 最近接撮影距離 の時 です。
画面の荒れ、所謂、ノイズ に就いては、個人的には気にしていません。
それ以外の点が気になっていました。
通常、無理して撮らない場面が多いのでは? なのですが ... 、 私は臍曲がり!。
詰まり、 気になる場面は限定的でありその確率は相当に低いのです。
普通に撮っていれば不満は皆無かも知れません。
でも、 普段が調子良いので、 余計に、 あれっどうしたの? と言う事になる訳です。


毎度のカメラ物色に当たっては、
最初は D750 で検討していました。
買ってから後悔するのは嫌ですから、
聞きまくり ました!。  聞きまくり ました!。  該当なさった方に 感謝 と お詫び を。.
DX から FX にすれは 現在の不満が解消するのでは? と言う 勘 です。
D810 も D750 も 公開から年数を経て 次機に 世代交代するとずっと噂されていました。
既に、 D850 は 08/24 には 製品発表! されました。
この更新を目前に、既存機種の販売価格の低下が購入を後押しします。
そりゃぁ、 畳や女房の様に (?)、 新しければ OK (幸せ) なのは十分承知の上 です。

D810 を選んだ 決め手 は ローパスフィルタ! です。
細部の表現力 に向上を望むなら、 ローパスは無い方が良い! と判断したからです。
その判断根拠は、 画像処理をしている経験から来ています。
画像を柔らかく処理する よりも、 シャープネスを上げる方が 難しいのです。
最悪、必要なら、後から画像処理で、柔らかめの画像にする事は容易ですが、
くっきりはっきり させるのは 至難の業 と言う経験が 要望をエスカレートさせます。
ローパスフィルタの存在を否定する心算はありませんが、
細部を極々僅かに拡散させるのでは? と言った疑問があります。
なんせ、フィルタが覆っている訳ですからね。  (勿論、これ以外にもフィルタは存在します。)
そして、 このフィルタが外れる事で、 モアレ出現の危惧はありますが ... 。

D750 は  ローパスフィルタ付き。
撮像素子の間隔がある程度以下にならなければ、ローパスフィルタは外せません。
詰まり、 高解像度モデルを選択するしか無い訳です。
Nikon 現行モデルで、 DX がローパスフィルタレスになっているのはこうした条件を満たしているから。
でも、 FX では同じ様な密度のものは数が限られます。 ( 2017/08 現在 D810 一択 ( D850 予約は可) ) 。
素子のダイナミックレンジを取るか、 高密度化のローパスフィルタレスによる高精細化を取るか、 でしょうか。
   無論、外すに当たっては、画像処理を担当するエンジンの性能や設定に左右されます。
   上手に処理出来るようになって来たと言う企業努力の結果がその技術を支えている筈です。 .

D810 の DX Crop は 約 15 MegaPixsels 。  (偶然にも、D7000 と同等。  無論、これにはフィルタは付いていますが。).
これが ローパスフィルタレスの最低ラインなのでしょうね。
素子が高密度化されれば、ローパスレスに出来るが、ダイナミックレンジが犠牲になる。
だから、D500 では 20 MegaPixsels で、 これを元に逆算すると 噂の D850 の 46 MP 。  合点合点。
噂されていた D850 は、細部に目を瞑って、素子仕様から見れば、DX の D500 を FX サイズに引き伸ばした形?。) .
あっ、 脱線。


と、そんな経緯で Nikon D810 を チョイス! です。     撮影はコンパクト機です。.



D810 。

流石に、高級機。
素晴らしい の ひと言。
でも、  ちと、 重い ... 。  構えてしまえば感じないのですが、手で携帯している時の ずっしり 感 ... 。
重い分、自然とホールドには気を付ける様になり、 結果、カメラは安定します。
レンズが重くなって来ると、 カメラをホールド と言うよりは、 レンズをホールド に自然と移行します。
これが、実は、保持 の基本で、安定しています。
軽いカメラはブレ易いのでしたね。.


クラスが上がったからなのか、年代が新しいからか、 は分かりませんが、
ピントの山や 細部描写は 改善 を感じます。  数枚撮影した時点でもう実感出来ました。
大袈裟に書けば、 別世界! と言って良いのかも知れません。


以前の 記録画像に不満があって撮り直し! は 相当 影を潜める事になりそうです。


折角の高画素機ですが、
x1.2 Crop にして 25 M.P. を基本にしようと思っています。
                     折角の高画素が泣くと怒られそうですけれど ... 。.
フレームの外側が見えて、最高の気もしています。
ハレ切りも より正確に 出来る気がしています。  (By My Hand ... ?)
枠外を覗けるので、 フレームを決めるにも、余裕が生まれます。
まるで、 撮影後の画像をトリミングしている感覚ですね。
フレーム外の情報を同時に見れる事が、これ程、有利に働くとは思っていませんでした。
何を取り入れて何を除外しているのかが、一目瞭然なのは 素晴らしい 事です。

                   将来普及するであろう、電子ファインダーもこればかりは ... 。
                   素子そのものの取得範囲を外側に広げない限りは無理 ... 。
                   或いは、この様に、 全素子面を使わずに、 ... 。  あ~、もったいない。


前々から、このレンズ (24-120 F4) 、 大きくて、それなりの評判ですが、
広角起点が低い為、望遠側で フードが役に立たないのでは? と勘ぐっていました。
  そう、今回、レンズも新調です。.
街で擦れ違う これ を装着したユーザーさんの そのフード を見掛ける度に ? だったのです。
そのうち、自分で撮影していて、 そんな場面に出喰わすでしょう。
何か ハレ切り対策 を考えて置かないと。



別 Blog での お披露目は、 数年分のストックがあるので、 もう少し先ですが、
細かい部分で違いが生まれても、 根本は変わらないと思います。

撮っている ご本人 は にんまり していますが、  何で自分なのに 「ご」 を付けるの! 馬鹿!。.
果たして、発表する 絵 に変化が生じるかと言われれば、 微妙 です。
でも、
間違いなく言えるのは、 これで ストレス低減 に繋がる 事は間違いなさそうです。
早く、新しいカメラに慣れ、 その特徴を掴む事ですね。  :) 。



とは言え、 新しい D850 の近付く足音の 大きい事、大きい事!。
う~ん、 買ったすぐ後に 心を掻き乱される事、甚だし! です。  :( 。

思わず、 眼を耳を 覆いたくなる 今日この頃です。
あ~、いいなぁ ... 。

      まるで、 三日天下 を味わった感覚です。  でも、天下を見れたのだから 善し としましょう。.



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