GIMP Private Edition の存在 @samj Portable

以前から、GIMP の Official とは別の、
Private Edition が多く存在している事は知っていました。
此処に、ひとつ、ご紹介して置きましょう。
@samj さま の Private 、Portable Edition です。


GIMP の Bug Report サイト でも ご活躍の @samj さま が、
彼女ご自分の手で ビルドされた Windows 用の GIMP です。
基本的には、
現行の GIMP 2.10 系と、
将来の GIMP 3.0 に繋がる GIMP 2.99 系とを、
ご提供になっています。
謂わば、ナイトリービルド！。

ソースコード更新は、日々、繰り返され、
それが、あるタイミングで、新しいバージョンとなって、公式サイトで公開されるのは、
皆さま、ご存知の通りです。
新しい筈のバージョンも、幾つかの問題を抱えて動いているのが、
ソフトやアプリの通例です。
ですから、
表面化しないのなら、現行のものでも、問題視せずに済みますが、
もし、自分のやりたい事で、不運にも、それにぶつかって仕舞ったら ... 。
通常は、次の、或いは、その先の先の、バージョンを待つ事しか出来ません。

そんな時の強い味方が、所謂、ナイトリービルド　なんですね！。


また、公式のナイトリービルドとは異なる点は、
その方の 方向性 が はっきり 現れる事！ です。

@samj さま の Private Edition (2.10 系) は　G'MIC を同梱して提供される Portable 版です。
また、
複雑なライブラリ構成も、公式版とは少し違うご方針の様です。
それ故、
今迄、公式版で現れる問題が、彼女の版 では再現しない（正常稼働可能）！、
と言う事もありました。
今回もその様です！。　　:)
一歩先を行く GIMP と言って良いのかも知れませんね。


今日現在、
公式は GIMP 2.10.10 ですが、
@samj さま の Private Edition (2.10 系) は、
2.10.11 と、ソースコード更新を反映して、一早く、2.10.12 の 雰囲気に触れられます。
20190412 と、日付を明記されている点も、良い点です。


個人的に、導入後に、
スプラッシュスクリーンとバージョン情報ダイアログとに、
彼女の版 である旨を表示させる様に変更した 画面 です。　　ご覧下さい。

GIMP.exe を実行。　　OS 言語を認識して、この場合は、日本語で来ます！。

ご本人の Blog に 日本語環境下の Screen Shot を追加戴けましたので、
その画像を引用させて戴きます。　　Thank You! Dear @samj.
これが、Original の Screen Shot (Theme:System) です。

Copyright  @samj

ダウンロードはこちらから、どうぞ。
あっ、　フランス語 表記 みたいです。　　同梱されたヘルプコンテンツも同様。.

　　GIMP 2.10.11 Portable Win Version 20190412

　　Home Page Top　　近い将来の最新版を探す為に.



　　そうそう、展開に 7zip が別途必要です。
　　7zip Site :  https://www.7-zip.org/



[2019/06/11] 7zip の件を追記