2019年4月20日土曜日

Nikon Z6 印象

先日、知人の Z6 をお借りして、フィールドインプレする機会に恵まれました。
その感想を書いて置きましょうか。
やはり、良いです、 Nikon Z6 !。
時代は進化している! と感じられる 数時間 でした。  知人に感謝!。


Nikon Z6 & Z24-70 f4 S-Line 。

Nikon Z7 と共に Debut し、今、流行りの機種です。
嘗て、Fan Meeting で Z7 を体験していますが、それは、屋内で、でした。
今回は、Z6 を 屋外で です。
共に、同じレンズと言うのも、何かの縁でしょうか。

兎に角、良い機会を持つ事が出来て、 感謝!です。

今回、歩く Nikon の様な、井出達! です。
両肩に Nikon D810 と Z6 とですから、まるで、メーカーの人? な感じ。
でも、意外と思ったのは、
普段の Nikon D810 + Coolpix P7700 と比べ、余り、重さが変わらない感覚を持ちました。
実際の重量は、勿論、重くなってる筈なのですが、それを感じません。

一部で、やはり、Z7 & Z6 は 重さを感じる もっと軽ければ との ご意見 もある訳ですが、
少なく共、携帯時に受ける負担は、相当、低減していると感じます。

小さくぎゅっと詰まった感じの重さの感覚は、
その小ささ故なのかも。
或いは、ボディがひと回り、大きければ、印象が変わるのかも、ですし、
レンズがある程度の重量感を持つ為に、先重に感じられるのかも知れませんね。
私はレンズを左手で抱くホールディングの癖が付いていますので、
重さを意識しないのかも知れません。

さて、撮影していての感覚。
いいですね!。

特に、画面全体にフォーカスポイントがある点は魅惑的です。
私の撮り方では、画面外周部に、被写体を置く事が多く、
今迄の機種では、"半押し" でフレーム移動する事が大半を占めます。
結構、逃げてしまうのですね、ピントが。
それに対して、フレーミング完成の段階で、ピントを探せるメリットは大きいと思います。

ただ、カタログに、撮影時の拡大表示可能とあったのですが、
友人もその機能は使っていず、どうなるのか、確認出来ませんでした。  残念。

      後日、知人から連絡戴き、
      ライブビューでの操作同様に、 拡大ボタン (+ 虫眼鏡マーク) で良かった様です。
      ライブビュー (LV) で撮影しない私は ... 駄目ですね。  精進、精進!。
      これに馴染んでいれば、同じ感覚をファインダーで得られる 相当なメリット の筈 ... です。
      LV 活用一眼ユーザーなら、Z の恩恵もすんなり!。

レンズの描写は ... 素晴らしい!です。
素地が良いと言うか、今迄のキットレンズ同等と思っていると、肩透かしを喰います。
これだけ、光景を剥ぎ取ってくれれば、一般ユーザーでは十分過ぎる位です。
近視眼的な評価として、画面周辺部が優秀と言われますが、
それを別にして、 紡ぎ出してくれる 画像の質の高さ は頼れる相棒感満載です。

そして、接眼して、そこに広がるフレームも、
Fan Meeting の時と印象が異なります。
格子線が見易い!。
良いファインダーだと思います。

接眼に関して、残念な点は、アイカップ(接眼目当て)がコの字型の標準しか無い事でしょう。
やはり、丸型の目全体を覆うものは、右目に余計な視野が入らないので、
フレームに集中するには標準品では不足感は否めません。
標準のものは、視野左肩に外野が飛び込んで来ます。
是非、丸型ラバーのオプションの提供が欲しい処でしょう。
プリズム状の突起部分がうず高くなった分、外野の視界は開けていますから ... 。

フォーカスポイントが被写体を追い掛けて動き回る姿を見ていると、
ご苦労様 と思えて来ます。
一眼に較べ、追従性能が劣ると叩かれているこの機種群ですが、
センサーやエンジン経由で見ている事を思えば、奮闘しているんじゃない! と。
これ以上を求めるには、CPU 等の高密度化細分化を待たないと実現しない気もします。
そう、製造技術進歩、平たく言えば、時間 が必須、と言う処でしょうか?。
コスト配分を度外視し、更に高速な CPU を積めば対応可能でしょうが、
発熱問題や搭載メモリとの最適化等も絡む、悩ましい問題も控えますから ... 。
時間が解決するであろう問題ですから、待ち(機が熟すを待つ)!で良い気もします。
現行機種の特徴と捉え、その手に期待する方は、静観 が吉かもですね。


画像処理エンジンも進化しているので、
印象が変わっています。
色が素直と言うか、誇張感が無いと言うか。
個人的には、好みの色だと思います。

露光の癖も、やはり、機種依存で、所変われば何とやら、です。
殊、露光に関しては、メーカー内で統一では無く、機種依存が強い、と実感しました。
実際には、統一されている筈ですが、バックに控える蓄積データが異なる為に、
違った値を導き出しているのでしょう。
公開時期が近ければ、その差は縮まるとも、予測していますが。
こればかりは、どうしようもないですね。

カメラが演算した結果を元に、自分なりの修正を加味し、更に補正を掛ける作業は、
至極、難解な作業になりますから。
簡単に、そのカメラの傾向を掴んで ... で片付けていますが、
実際には、簡単な事ではありません。
試行錯誤の試練が待っています。

大昔から期待している事ですが、
他人さまの一般データでは無く、自分の傾向を蓄積学習してくれる日が待ち遠しいです。


 サンプル画像を掲示しましょう。
 例によって、撮って出しの .jpg を縮小しています。
 訳あって、機種間の比較は控えさせて戴きます。   Z6 慣れていないので、客観的な比較にならない!。.

     



きっと、お勧めか否か?と問われれば、即答で、 買い! と返答するとは思いますが、
実際に、自分に置き換えれば、
今のカメラの実力を引き出せていないタイミングで、
導入は躊躇したいです。
魅力的な機種に違いはありませんが、
今のカメラが嫌になる程のインパクトは ... です。
(その重さには辟易してはいますが ... 。 嫌と迄は言えないし ... 。)
同じ様な感覚を提供側が抱いているとすれば ... ある意味、問題なのかも ... 。.


まぁ、印象を要約すれば、 羨ましい でしょうか。 :)



2 件のコメント:

  1. いつも有難うございます。
    実は先日Z6を買いまして。
    まだ使いなれてませんが、思ったより重くなくよかったです。
    色が黒なのが残念です。
    D5500赤色気に入ってるので。

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    1. Tomoko さま コメントありがとうございます。

      Z6 ご購入、おめでとうございます!。
      羨ましいなぁ~。  羨ましいなぁ~。

      作品公開が楽しみです。 期待しています。

      ボディ色にご不満なら、ストラップで遊ぶのは如何でしょうか?。
      女性向きのカラフルなものも多い筈です。 純正ではありませんが。
      ex. https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9+%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97+%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%81%84%E3%81%84&i=electronics&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A

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