写真の発表形態を考えた時、
単発(単一) / 組み写真(組写真) / 写真集(写真帳) と言った3形態が考えられます。
さて、それぞれ、どんな特長があるのか?。
この質問への答えは、実は、難しいのですが ... 。
よくある Blog での公開を例に考えて見ましょう。
通常、Blog では、1枚づつの投稿(ページ)とするか、複数枚を纏めて ひとつの投稿にするか、 この何れかでしょう。
実は、自分で写真の公開を目的とする Blog を始めるに当たって、これは、悩みました。
と言うのは、複数枚の写真を組む事の 利点と欠点 を分かっているから です。
紀行文の紹介や出来事の報告が目的なら、迷わず、組み写真 風 でしょう。
数が揃えば、多面的に事実を伝える事が出来るからです。
この場合、写真は、伝える事を視覚的に伝える手段となります。
写真を見るというよりは、全体の流れで、写真も挿入されている と言えば良いのでしょうか。
つまり、メインは、文章なり公開する内容です。
写真同士を見比べて、どうのこうの、突っ込む方は少ないでしょう。
でも、純粋に、写真を見て貰う 時には、これは、冒険が伴います。
組み写真(組写真) と言う分野(ジャンル)が写真にあるのをご存知ですか?。
数枚の写真を使って、あるテーマを表現する手法ですね。
複数の写真がお互いを助け合って相乗効果を齎す場合もあれば、
隣接する写真同士が喧嘩を始めたり 一枚だけ雰囲気が違うものが浮いてしまう と言うケースも多いのですね。
壺に嵌った 時は、それは、大層な効果を期待出来ます。
でも、大抵は、何でその写真を選んだの? と言う印象を呼んでしまったりする場合が多いです。
1+1 が 2 でなく、10 になったり、1 のまま終わってしまったり、 するのですね。
写真の選び方も変わる 筈 です。
良く撮れた写真を並べるのではなく、 組ませた時に お互いが 引き立て合う様な もの を選ばなければいけません。
これを Blog 等で、毎回、公開するのは、 個人的には、相当な挑戦になってしまいますから ... 。.
コンスタントにレベルの揃ったものを発表して行く事など、 個人的には、不可能に思えたのです。.
そこまで、神経質になる事は無い とも思いますが、
どうか、良く撮れた写真のみの 羅列 にはしないで下さい。
撮影時の主観を捨てて、 客観的に見詰める事で、 何某かの回答の糸口が見付かるかも知れません。
選んだものの並べ方や その大きさ 順番 等でも、相当、印象が変わって来る筈ですよ。
場合によっては、
採用した写真の調子を 他と合わせる為の画像編集 が必要になるかも知れません。
単独では気にならなく共、組ませた事で、それが浮いて仕舞う様ではいけませんから。
単独時と組み写真時とで、仕上げ(画像編集結果)が異なる、と思っていても良いのかも。
そして、
考えられるパターンの数が増える分、 自分らしさを表現出来る機会も増える のですが、
悩みだすと、底なし沼 かも。
投稿 公開 した後で、組み替えたくなるケースも多いかと思います。
何でもそうだとは思いますが、 相互関係 は なかなか 難しいですね。
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