2019年10月16日水曜日

Nikon Z シリーズに見るユーザビリティ

Nikon から 新しいカメラ Z50 が発表されました。
フルサイズのみの機種構成であった Z シリーズのニューフェースです。
一眼で FX DX と棲み分けていた 他方の充当に当たります。
色々な評価(個人的思い込み)が呟かれています。


新しい Nikon Z50 が発表されて、その DX としての立ち位置に賛否両論の様です。
特に、海外で、製品位置付けランクに言及した事が波紋になりそう。

ユーザビリティ 言い換えれば 使い勝手 は?。
どうしても、既存の機種に影響される その評価。
他社競合商品との絡みで、或いは、自社既存ラインナップとの兼ね合いで、
どうしても、比較されて導き出される 評判 ... 。

う~ん、難しいですね、 もの の判断は。

一時期のピーク的な販売量から激減している現在のカメラ業界。
専用カメラ離れも散見される中での、新ラインナップのスタートとも言えます。

Z6 or Z7 の時もそうでしたが、
Z50 でも、 もし、この様な仕様であったなら ... 、
と呟かれる方が大勢いらっしゃいます。

そう、 使い勝手 に対する 反応でしょう。

確かに、それ、分かります!。
そうですよね。
でも、 それは無いとメーカーは判断したから、こうして出て来た訳です。

そして、
メーカー曰く、こう考えて こうしました、は、
その辺りの判断を垣間見る事になります。
意外にも、言い訳 である事も多いですが ... 。

技術的に可能でも、販売目標額が想定を越せば、搭載見送りでしょうし、
スペース的に盛り込むのが困難(ボディサイズの拡大必須)となれば、見送りでしょうし、
設計や製造ライン載せのタイムスケジュールもありますし ... 。

  個人的には、
  最近、少しの 戸惑い を感じるのです。
  製品としてではなく、 その発端での、取捨選択 の悩みが見えそうで。
  探りを入れている最中 なのかも知れません。
  満を持して登場 させる 機種 の為、 目下、ウォーミングアップの最中なのか ... ?。

  いいえ、単なる 感想 そして 妄想 ... なのですが。

う~ん。

仕様に関して、
将来的に、取り込みが決まっていても、
そう公開して仕舞えば、購入見送りも誘発して仕舞いますから、
言い訳を述べるケースだってある筈です。
建前と本音は、往々にして、違いますから。

事前に引いたレールをユーザー層が受け入れれば、
構想通りの展開に繋がりますが、
反論が多ければ、方向転換にならざるを得ません。
勿論、環境の変化もありますし。

そう、市場が要求すれば、将来的には、また、変わり得るのです。
DX から FX に移行した時の様に、 ね。
其の時、昔の あの発言は苦し紛れ?からか!、と思わせる事もありました。

ユーザーは何時も好き勝手な事をほざきます。
ワーワー騒ぎます。
それに翻弄された出来事もありました。

皆、今現在迄を基準に判断して発言します。
そして、希望的観測を交えて、考え勝ちです。
もし、それらを全て白紙にして考えれば、別の答えが出るとしても、
そうは出来ないものです。

使い勝手。
ユーザビリティ は、評価 が難しいです。

他人様の言う事を信じたがる 私達 ですが、
皆、経験して来た事は違うので、
その評価や風評が 自分 にそぐうのか否か? は分かりません。

実際に実機を触るのが一番ですが、
少し位、触った処で、その詳細を把握するのは無理でしょう。

ほんの些細な事を あ~だの こ~だの と騒ぐのが落ちです。

暫く使って見て、初めて、
考えもしなかった不満点が見える事もありますし、
逆に、
当初、不安視していた事が気にならなくなる事もあります。

詰まる所、
カメラは道具な訳で、
習うより慣れろ! です。

愛着を持って接すれば、それに応えてくれると信じたいです。

他機種や既存機種との違いに翻弄される事があるかも知れませんが、
それも、持ち味。
何れは、慣れると思います。

これから、様々なレビューがお目見えすると思いますが、
どうか、自分の目や経験で判断する事をお忘れ無く!。

そして、
使われるのでは無く、使って下さいませ!。

必ずや、道具はそれに応えてくれる筈です。



最後に。
Z シリーズ に対して、
あ~だ、こ~だ、と、 仕様に対する反応が多いのは、
それだけ、 Nikon ユーザーが多く、
新しい Z シリーズに対する期待の大きさ故 と考えたいですね。
そして、 意外と、保守的な発想をするユーザーが多いからかも知れません。

製品としてヒットする事を祈っています。
Nikon ユーザーのひとりとして ... 。  :)



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