写真を見る行為。
大昔と異なり、パソコン等でモニター表示させる事が多いのではないでしょうか?。
勿論、理想は ばっちりと調整された高機能モニターでの表示! なのですが ... 。
でも、なかなかどうして、それを実現するには ... 。
最近、デスクトップ用ディスプレー(モニター)を追加しました。
とは言え、新品では無く中古ですが ... 。
所謂、汎用とプロ用途との中間の機種です。
まぁ、正確に色表現が可能なタイプ ... 。 擬き。
白から黒迄、滑らかに表示します。
ほぉ!、 と喜ぶのも束の間、 眼の疲れ を感じ出しています。
色空間は D65 はい、所謂、sRGB を正確にする為の設定にしていますが、
白が眩しい! のです。
輝度をかなり下げましたが、
まだ、突き刺さります ... 。
何と言っても、こちとら、おんぼろモニター に慣れた眼 ですから ... 。
おまけに、身体としての 眼 も ガタガタ ... 。
今迄の 汎用ディスプレー(私の)は そろそろ お疲れ のタイミングですが、
白と黒が甘い分、眼には、お優しい 状態だったのかも知れません。
しかし、機種専用の ICC プロファイル(表示用)がある為か、
ノート PC(これまた、かなり古め!)の表示に較べれば、
頑張っています。
最近の ノート PC は 色が綺麗になっているそうですが ... 。
羨ましい ですね。
そして、思うのは、
1枚の画像ですが、表示するものによって、
微妙に異なるものだなぁ~!、 と言う事。
まるで、家電量販店でテレビの画面を見較べる様な状況 ... 。
例えば、プロ畑の様に、統一された色空間が前提であれば、
何所でも類似の表示になる訳ですが、
一般向けに公開した画像は、見る環境に応じて、様々なものに化けている!。
これが同じものか?、 と言う位、変貌を遂げている可能性もある訳で ... 。
こんなに可能性を秘めた 写真!。
これだから、写真は止められ無い!、 のでは無く、
これだから、写真は ... 怖い!、 が 正直な気持ち ... 。
1枚の写真を、光沢紙 半光沢紙 マット紙 に焼いた時を考えて見て下さい。
ディスプレーにも、ノングレアと光沢と2種類がありますが、
随分と、印象が違って見えている筈です。
無論、機種によっても異なりますし。
色を誇張して出すものや、正確性を重視したものや、眼の疲労低減を考慮したもの等。
色の世界は、バラエティに富んでいます。
プロならいざ知らず、趣味の世界ならば、
程々に満足のいくレベルで充分なのかも、と思っています。
絶対的な基準に基づく表示と、
相対的で揺らぎのある表示 ... 。
そう言い換えても良いのかも知れません。
絶対的なものに準拠出来るに越した事はありませんが、
相対的も捨てがたい気がします。
所詮、個人の色認識能力にもばらつきがある訳で、
突き詰めれば、肩が凝ります。
費用も作業時間も馬鹿になりません。
個の中で完結するなら、いざ知らず、
見せるとなると、相手方の環境も絡んで来ます。
そんな世界。
理想解を求めるより、
個々の最適解を探り出すのが肝心かも知れませんよ。
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