今更ですが。
GIMP 2.10 で、画像表示の左上に余白 を取るには、どうするのか?。
画像全画面では無く、
拡大して、一部分を表示している場合、... 。
GIMP で、選択範囲を指定する時に、
画像周辺部に接したものを作りたいとします。
大きな画像を部分表示して作業する場合、
ルーラーで移動させても、
画像外周部から外(画面外)には出られません。
GIMP 2.8 の頃には、
ルーラー(スクロールバー)の上下左右に矢印ボタンがあって、
それを押す事で、画面の外に出られました。
ルーラーはマイナスの値も表示して、画像左上の基準点が左上隅から右下に移動します。
しかし、
GIMP 2.10 になって、このボタンは廃止され、
今迄、迷っていました。
どうすれば、いいの?。
そう、余りにも、基本的過ぎて、
検索しても、Hit しませんでした。
全画面が見渡せる拡大率より小さな数値にして、
余白を発生させる事は可能です。
でも、細部を確認したい場合に、
拡大表示すると、先述の状況に ... 。 X|
そこで、GitLab にバグ報告しました。
https://gitlab.gnome.org/GNOME/gimp/-/issues/5065
上の図は、その時に GitLab にアップロードしたものです。.
おお!。
やはり、方法があったのですね!。 ;)
スペースキーを押しながら、スクロールバーをドラッグすれば良いのです!。
スペースキーを押すと、 マウスカーソルが、
画像内であると、 移動の十字架 に切り替わります。
スクロールバー上では、 基準の矢印のまま です。
実は、スクロールバー上で無くても OK です。
画像上でもドラッグが可能です。
そして、移動の十字架 の場合、スペースキーから指を離しても クリックする迄 OK です。
ドラッグする方向は任意です。 斜めも OK !。
尚、 日本語環境下で、IME が ON の場合、バッティングする様です。
漢字変換が あ では無く A になっている(IME OFF)のを確認して下さい。
スペースキー押し下げを IME に横取りされますから。
さて、
Screen Shot を動画(Gif Animation)で用意しました。
800x600 の真っ白な画像を用意して、GIMP 2.10.18 で操作している処です。
最初は普通にスクロールバーで表示部分を移動、
途中から、スペースキーを押して移動です。
この例では、スクロールバー上から始めています。
ですから、マウスカーソルは 基準の矢印のまま です。
オレンジ色の文字は、.gif ファイル作成後に挿入したものです。
変化に乏しい図ですが、ルーラーの数値の変化に注目して下さい。
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