2021年12月11日土曜日

GIMP 画像ファイルのタイムスタンプを強引に

実は GNOME の バグ報告 もしたのですが、
データファイルを更新すると、
ファイルの種類によって挙動が異なります。
其れを 半ば 強引に弄るには ... 。


まぁ、普通は、ファイルのタイムスタンプを気にしている方は少ないかも。
でも、 ファイルを見失わ無い為にも、
タイムスタンプは重要になるケースがありますね。

例えば、Windows なら、
Explorer の表示で詳細を選択している場合、
一覧の項目カラム(見出し)をクリックする事で、
昇順降順で並び替えが可能ですね。
私の場合、
Blog に上げる 画像(写真加工) は、
専用のフォルダ(ディレクトリ)を設け、其処に保管しています。
でも、必ずしも、作成順に発表しているとは限りません。
将来のものが先に作られるケースだってあります。
或いは、完成形では無く、叩き台として未完のものを、
先行して作って置く事があります。

GIMP の .xcf ファイルは Explorer ではサムネイル表示不可なので、
其れが可能な .jpg 形式でも併せて作ったりします。
どうせ、Blog にアップするには .jpg 形式になるのですから、
極、自然な流れです。

さぁ、随分前に作成してあったものを公開の為に弄ったとします。
其処で問題となるのが、
.xcf と .jpg ファイルとのタイムスタンプの相違点!。

図 GNOME に バグ報告 した時の添付画像


昔の GIMP では、
データファイルに更新が掛かっても、
作成日付は変更されませんでした。
でも、現在の GIMP (2.10.28) では、
.xcf ファイルは 変更後に 保存 すると、
以前の作成日付を温存せずに、更新時のもので作成日時が置き換えられます。
此れに対し、
.jpg ファイル等は、従前同様、
作成日付は其のままに、更新日付のみ刷新されます。
詰まり、
Explorer のソート項目次第で、
ふたつ(3つ)のファイルは 生き別れ します。

  先の画像の例では .xcf .png .jpg の3つですが。

そう、
間に、別のファイル群が紛れ込む訳です。
数が少なければ、
少し離れた場所にあるのが分かる訳ですが、
大昔に新規作成し、其の後に幾つもの画像を挟んだ状態で、変更した場合、
スクロールが必要かも知れません。


う~ん。


個人的には、タイムスタンプを操作する Program が作ってあり、
其れを使えば、解消しますが、
そんな事をしなくても、
少しの機転を利かせる事で、対応が可能です。

  一般的には、タイスタンプを弄る事は難しいでしょうし。

そう、GIMP の機能を応用します。

GIMP では 開いたファイルの名前と場所を内部に温存しています。
拡張子を変更(詰まり エクスポート等)しても、同様です。

ですから、
保存する前に、元のファイルを Explorere から 削除して仕舞えば、
OS のファイルシステム上は、
保存で 新規に作成した事と同じ になります。

  名前等の情報は保持されているので、GIMP からは、保存等のワンクリックで事足ります。
  タイプし直し の 手間は不要です。

.xcf が変更後保存で 新規扱いなら、
.jpg も、同じ、新規扱いにする事で、
両者共に、同様のタイムスタンプを保持する事が可能です。

名前や更新日時でソートした場合は、無関係ですが、
作成日付でソートした場合、利いて来ます。

此れで 生き別れ とも さらば!。
一群のファイル達は 何時も 一緒にいて欲しいもの ... 。  ;)


   尚、
   此の 大元の GIMP 挙動は 幾分か 危うい気もしますので、
   先の通り、 Bug 報告してあります。
   もし、将来、 此の報告が取り上げられ、改善されれば、
   今回書いた様な 作業 は 不要になるかも知れません。



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