2022年5月24日火曜日

GIMP+現像 写真 飛んだ明部の救済

昔、GIMP 写真 飛んだ明部の救済 と題して投稿を書きました。
でも、元の絵 が救い様が無い場合、 どう足掻くか? です。
もし、 RAW ファイルがあるなら、もう少し、遊ばれて見ますか?。
何としても救済したい場合。


白飛びした画像。
あちゃぁ~、ですよね。

救済!、 救済!、 と心が叫んでいます。


そう、明暗比が高く、暗部に露出を合わせれば、
明部では 散々な結果 が待っています。

例えば、季節や場所を象徴するものがあっても、
飛び去って仕舞えば、折角の お写真 も 少し残念 ... 。
其れが 記念写真 等であれば、尚更 ですよね。

そう、桜の時期に、晴天下、車中で撮ったスナップです。
直前に、人物に合わせてオーバー気味に設定したコマに続けて、
迂闊にも、其のまま、日中シンクロした奴 なのです。
此れでは、そりゃ~、ハイライトは飛び去る訳ですよね。
まぁ、撮影時の設定ミス な訳ですが ... 。


最初、GIMP を開き、お決まり! の明部救済に乗り出したのですが、
https://shiroyuki-mot-says.blogspot.com/2019/09/gimp-rescue-high-lights.html
流石に、少しのニュアンス への対応では無い為、
上手くは行きません。
撮って出しの jpg File から、画像編集しても、歯が立た無い 状態。
乗算 しても、変化は 極微々たるもの。
そう、データ的にも、差異が少ない状態なのでしょうね。
数値的に、白に均一化して仕舞った所からは トーン は出ては来てくれません。

幸い、此の画像には RAW ファイルもあります。
ならば、現像し直し で 暗めに jpg File を取り出しましょう。
露出補正で -1.33Ev と -2.50Ev のものを用意しました。

しかし、変化は見られても、
其のまま使えるレベルのもの は得られませんでした。
殊に、飛んだ部分にあったトーンが浮かび上がりますが、
色情報は欠落したまま! だったのです。
カラーのハイライトに、白黒の景色が もやっと 現れただけ ... 。
う~ん。

こりゃ~、もう、塗り絵! だな。

斯くして、
別の写真から、色のみを取り出し、重ねる作業が始まります。

  高度な編集テクニックを持っていれば、
  別の写真から部分を切り貼りするのも可能でしょうが、
  此のケースでは、曲面ガラス越しの光景ですから、
  違和感無く合成出来る程の 技量 は持ち合わせていません。

  もし、ほぼ同じアングルで露光のみ別のものがあったら、試したかも。

  そう、所謂、ブラケット撮影 してあれば ... 。
  記念写真こそ 此れが 救世主になる可能性が大ですね。
  個人的には、自分達の記念写真では RAW すら残さ無いケース が 殆んどだったりなのですが。

其の前に、全体のトーンを調整し、締まった絵 に画像編集して置きます。
目指すは ハイライトでの微妙なトーン ですが、
暗部を締めて置く事で、自然らしさを演出したいものですから。
(露出オーバーで日中シンクロですので、相当、眠い感じがしますから。)

恥を晒す事になりますが、
差し障りの無さそうな場所(部分)を選んで、
経過をお見せしましょう。
原画 / 露出補正再現像 / 画像編集結果 の順です。



いやぁ、 難儀しました。
途中、かなりの期間、匙を投げ出していて、
大幅に、完成が遅くなって仕舞った程 です。

  桜の時期から、そろそろ梅雨の声も聞こえようか、と言った程 ... 。
  お待たせしました! の 釈明 付き! 。
  タイトルは ごめんなさい ですね、 此れじゃぁ。

  何とか、妥協出来る レベル のもの が出て来ました。
  尤も、 本来、作成者が決める事柄では無く、受取の方が判断する事ですが ... 。
  お願い! ... 此れで 許して! が 本音 ... 。


  何時も想うのですが、
  此れ等、 適正露出 していれば、
  此れ程には 苦労 をせず共、済むのに ... 。

  そして、露光を変えて撮っていれば ... 。

  毎度の後悔。  されど、 繰り返す 失敗! 。
  あ~、 記念写真は ... 難しい!。



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